僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

他人の発言は自分が言わせている。自分が自分をどう思っているか知るチャンス

他人から言われた言葉に、イラっとする、ムカっとする、嫌だなって思う、そんな時は誰にでも普通にあることだと思います。ただ、そんな出来事を嫌だな、腹が立つな、で終わらすのはもったいないかもしれません。

 

というのは、そうした感情が動いた体験の中にこそ、自分がもっと豊かに生きられるチャンスが眠っているからです。感情が動くということは、自分の触れられたくない部分に触れられたとか、価値観に反することをされた、言われた、ということにつながっています。だからこそ、感情が動いた時には「あ、自分ってこんな価値観を持ってるんだ」「あ、自分てこんなこと思ってたんだ」と気づくチャンスです。

 

同僚がポロっと言った一言にイライラ

 

先日、仕事をしていてこんなことがありました。最近新しいプロジェクトに参画することになった僕は、案件理解のために時間を要していました。一つのプロジェクトを担当しているわけではないので、中々新規のプロジェクトの案件理解に時間を割けない日々が続いていたのでした。

 

プロジェクトへの参画が決まってしばらく時間が経過した時、「まだ案件を完全に理解できてない」と僕が言ったことに対して、プロジェクトメンバーの一人が、

 

流石に遅いでしょ」

 

とポロッと言い放ったのでした。

 

毎日必死こいて多数の仕事をしながら頑張っている身からすると「お前に何がわかるんじゃーーー!」と思ってしまい無性に腹が立ったのでした。

 

他人の発言は自分が言わせている

 

ただ少し時間をおいてこの感情が動いた出来事を振り返ってみると、「ああ、あれは僕が言わせたんだな」ということに気づいたんです。

 

というのは、これは自分が心の中で「自分は仕事が遅い」とか「要領が悪い」と少しながらも罪悪感というか、後ろめたさを感じていたからこそ、そう信じていたからこそ、周りが僕に対して言ってくれたんだなーと。

 

自分の身の回りの人が言った発言で自分の感情が動くそんな内容は、自分が思っていることが他人の口を通して出てきているだけなんです。だからこの機会は、「ああ、自分はそんなふうに自分のことを思っていたんだな」と内面を振り返るきっかけになりました。

 

もしも自分が気にもしていなかったら、他人の発言に対してそもそも感情は動きません。そして罪悪感というか、そうした内面から無意識に誘発される言動も変わってくるので、相手からそういう発言は出てこないはずなのです。

 

自分が信じているからこそ、それを周りが言ってくる。この点を改めて気づかせてくれたこの体験を学びに、これからもっと自分らしく、もっと自分の人生を豊かにして生きていきたいと感じました。