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他人と仕事をする上で絶対に配慮したい4つの大事なこと

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人と一緒に仕事をしていると様々な感情が湧いてきますよね。悲しい、嬉しい、しんどい、などなど。仕事が人と人との関わりで成り立っている以上、他人への配慮は絶対に必要です。

 

僕は最近、新規事業の立ち上げを任され、普段一緒に仕事をしなかったメンバーと仕事をする機会が出てきました。従来仕事を依頼される側として動くことが多かったのですが、逆に今では目標と進むべき方向を示し、メンバーが迷わず走り続けられるよう、常に配慮する必要に迫られています。

 

今まで色んな人と一緒に仕事をしてきたのですが、何度も大失敗や痛い目を見て、他人と一緒に仕事をする上で本当に大切だと思うポイントが確立されてきました。

 

そこで今回は、他人と仕事をする上で絶対に配慮したい大事なことについてお話ししていきましょう。

 

相手に敬意を払い感謝の気持ちを伝える

まずはこれが一番重要だと思います。よく忘れてしまいがちですが、一緒にプロジェクトを進めてくれること、業務を遂行してくれることは当たり前ではありません。ですから、目標達成だけを重視して、日々正論を振りかざしたり、厳しい態度で接し続けるのでは人は離れていきます。

 

人は自分という存在を大事にされていないと感じた時、本当に悲しい思いをしますし、逆に自分という存在を認められた時、本当に大きな喜びを感じるものです。ですから、相手に対する敬意と感謝を伝えることが大事なんです。

 

過去に僕自身、一生懸命やったにも関わらず、何のフィードバックも事後報告もなく、悲しいと感じる場面を何度も体験してきました。関わったプロジェクトの進捗や結果報告がなかったりすると、関わったメンバーは、自分が道具のようにぞんざいに扱われたように感じてとても悲しくなるものです。

 

ですから、普段から敬意と感謝の気持ちを伝える必要があります。

 

依頼された側が迷わないように依頼内容は文字化する

この配慮はできてない人が結構多いかもしれませんが、非常に大事なことです。依頼されたタスクの進め方や目的、ゴールがわからず、苦しんだ経験がある人はきっと多いことでしょう。

 

そんな時、自己肯定感の低い人だと「自分は仕事ができない、理解力が低い」と落ち込みがちですが(昔の僕も実際そうでしたし、叱られ続けて自尊心はズタボロでした 泣)、これは完全に仕事を依頼する側の問題です。

 

成果物や目的、具体的な進め方を明示しなければ、依頼された方は超優秀な人物でない限り期待通りに仕事は進みません。

 

そしてこれも非常に重要なことですが、どれだけ言葉で伝えたとしても、残念ながら相手には伝わりません。これは真理です。なぜなら、私たちはこれまでしてきた経験も価値観も持ってる知識もそれぞれ異なるからです。

 

そもそもの前提が異なるのですから、どれだけ伝えたと思っても伝わるはずがないのです。ここを勘違いしてはいけなくて、だからこそ私たちは、抜け漏れや認識の齟齬が生まれないように、相手が読み返せてちゃんと理解できるように文字で伝えるという、配慮が必要になります。

 

また、自分の中で理解できてないことは言語化できませんし、言語化して始めて自分の理解不足や依頼の準備不足であることが明確化するメリットもあります。

 

プロジェクトの直近の目標やタスクの目的、位置付けを文字にして頻繁に共有する

また、チームでプロジェクトを進めていくとなると、当然ながら役割分担が必要です。個々が別々のタスクを行い、1つの目標を達成しようとするわけですから、それぞれが共通認識を持つことがとても大事になってきます。

 

前述しましたが、人それぞれ価値観も知識も異なりますから、一度のMTGでは全員が同じレベルで共通理解をすることは絶対にできません。どれだけ丁寧に説明しても相手は理解できないのが普通なんです。その前提で物事を進めなければ、大概失敗します。

 

ですから、情報を受け取る側が、誤解なく、漏れなく、納得できるようにちゃんと文字にして伝えることが本当に重要です。

 

これを日々意識しつつ、頻繁に情報発信をしていけば、各メンバーが目の前のタスクの意味、目的、全体を把握して動けるようになりますから、メンバーが「進め方がわからない」という大きなストレスを抱えたり、作業が無駄になった、なんていう失敗を回避できます。

 

メンバー全員とコミュニケーションを毎日取って信頼関係を築く

そして協力して仕事を進めるために本当に重要になるのは、お互いの信頼関係です。相手に意見を言える、相談できる、本音を言える、チームのために頑張ろうと思える、そうした行動ができるためには信頼関係が必要です。

 

信頼関係を築くには、相手に「この人は自分の存在を認め、尊重し、意見を聞いてくれる人だ」と思ってもらう必要があり、そのためには、毎日顔を見て話すこと、接点を持つことが大事です。

 

ベースになるのはやはり相手に対する感謝と敬意です。日々のメンバーに挨拶をする、会話で相手の意見に耳を傾ける、悩み事を聞く、自己開示をする、そういう小さな行動を積み重ねていった先に、信頼関係ができ、仕事を一緒に楽しく進められる、かつ目標に向かって生産性高く進んでいける強いチームができます。

 

まとめ

さて、今回は他人と一緒に仕事をする上で大事だと思う点をまとめてきました。細かく言えば他にもたくさん大事にしたいことはありますが、今回は、

・相手に敬意を払い感謝の気持ちを伝える

・依頼された側が迷わないように依頼内容は文字化する

・プロジェクトの直近の目標やタスクの目的、位置付けを文字にして頻繁に共有する

・メンバー全員とコミュニケーションを毎日取って信頼関係を築く

というポイントをご紹介してきました。

 

仕事を思うようにできないと「自分はなんでこんなにダメなんだろう」「なんでこんなに能力が低いんだろう」と自分を責めるシーンが出てくると思います。実際に昔の僕もそうで本当に辛い思いをしました。

 

けれど、仕事がうまくいかなくても自分を責める必要なんて一切ありません。依頼側の問題である場合がほとんどです。例え依頼側の問題でなくとも、自分を責める必要なんて一切ないのです。またこの話は別の機会で書きたいと思います。

 

身の回りの人たちに感謝と敬意を払いながら、穏やかな気持ちで毎日仕事をしていきたいですよね。