こんなに頑張ったのにこれだけしかお金がもらえない、こんなにやったのに全然認められない、こんなにしんどい思いしてるのに評価されない!!!! そんな怒りではらわたが煮え返ることがこれまで何度も何度もありました。
今ならわかりますが、これは自分でやりたくてやっていたことです。
自分はしんどい思いを我慢して頑張り続けた、なのに認めてもらえない。
これを体験することで、
・自分はこんなに頑張ってるのに!と怒ることができる
・自分は悪くない!!周りが悪い!!と言うことができる
・周りを恨むことができる
わけです。
言い換えると、
・無意識に自分がわざと、自分が怒られるようにしている、他人を怒らせている
・無意識に自分がわざと、自分を責めさせている
・無意識に自分がわざと、認められないようにしている
ということです。他人に演じさせている、ということです。
これは、僕が子供の頃に強烈に悲しく膓が煮え繰り返った体験での
・自分はこんなに頑張ったのに!!父さんのせいで僕はこんなに傷ついた!
・自分は悪くない!惨めな思いをさせられた!人生を台無しにされた!
という、父さんを許せない、という強烈な怒りの思い出しです。
ボロ雑巾のようにボロボロになるまで働き続けて頑張り続けて認められない。
そんな体験をすることで、その体験を通じて、
僕は、ずっと父さんに対する当時の怒りを思い出していたのです。
父さんを許せないから、許したくないから、強烈な怒りが残っているから。
だから、どれだけ僕が辛い、苦しい、しんどいと言おうが、全部自分で演じて体験していたのです。自分が演じて、周りの人にそういう役をやらせていたのです。
父さんへの怒りをずっと握りしめていられるから、父さんに対してずっと怒っていられるから、許さないでいられるから、同じような体験を繰り返し続けてきたのです。
父さんへの怒りを癒せば、こうした同じパターンから脱出できます。