「豊かさが欲しい」。きっと多くの人がこんな風に思ったことがあるはずです。
僕は師匠と豊かさについて話をしていて、「豊かさが欲しいんですが、どうやったら手に入れられるんですかね？」そんなふうに言ったことに対して次のようなアドバイスが飛んできました。
師匠：「豊かさが欲しい」そんなふうに思っているうちは豊かさがやってこないよ。なぜならその状態は、潜在意識で「豊かさがない」と思っているから「豊かさが欲しい」と思っているわけだからね。潜在意識で「豊かさがない」と思っているうちは豊かさはやってこない。
師匠：豊かさがやってくるのは、自分自身が既に豊かなんだと心底実感して潜在意識にそれが入っている状態、自分が豊かさを求めなくなった時、ようやく豊かさがどんどんやってくるんだよ。だから豊かさを手に入れたかったら毎日身の回りに溢れている豊かさに目を向けたり、私が常々勧めている「心屋仁之助さんの本」を擦り切れるくらいに繰り返し読んで、潜在意識に考え方を入れてしまうのが大事なんだよ。
師匠：昔はあなたは他人にご飯をおごるなんてことは全然しなかったけど、最近はどんどんするようにしてるよね。だから例えば「御馳走できるようになったなんて自分は豊かだなあ」とか「こんな幸せな時間をすごせて自分は豊かだなあ」とか、そんな風に身の回りに溢れている豊かさに目を向け続けて、自分が「既に豊かなんだ」ということに気づいていったらいいよ。そしたらどんどん豊かさがやってくるからね。
そんなアドバイスをもらったのでした。「豊かさが欲しいと思っているうちは豊かさがやってこない」なんとも不思議なお話ですね。豊かさを手に入れることを諦めた人から、「既に十分豊かなんだから豊かさはもういいや」そんな風に思えた人から豊かさがバサっとやってくるという話ですから、うーん、狐に包まれたような感じがするのは僕だけでしょうか。。
しかし僕の脳味噌で考えてもわかることではありませんし、今の自分ではわかるはずないことだと思うので、とりあえず実践してみようと思います。
