僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

感謝できる無数のことに気づく。それは豊かさへのスタート

「なんか最近人生がうまくいってない気がする」そんな風に思う時には、周りに対する感謝の気持ちが足りていないことが大きな原因かもしれません。僕の場合は先日、感謝の気持ちを忘れたがために、非常に痛い現実を招き(詐欺にあう)、さらには師匠から叱られた出来事がありました。

 

今回は師匠から教えてもらった豊かさを受け取るための大切な心得について紹介します。

 

「自分が欲しいものが欲しい、欲しくないものはいらない」

 

突然なんのこっちゃと思われる方が多いでしょうが、この言葉を聞いて「うんうん当然そうだよね」と思う人もいれば、違和感を感じる人もいるはずで、人それぞれ感じ方が異なることでしょう。

 

少し前の僕は実は前者のタイプだったのですが、豊かさの象徴とも言えるような精神性と経済力を持ち、実際豊かさを手に入れる真理を熟知している師匠は、僕の考え方に気づいた途端にかなりキツめに僕を叱り始めました。

 

師匠は次のように僕に教えてくれました。

 

師匠:「自分が欲しいものが欲しい、欲しくないものはいらない」という考え方は、他人が自分を気にかけてくれた気配りや思いやり、行為、費やしてくれた時間に対して全然意識が向いていない。それらが見えていなくて、感謝の気持ちが全然ないことを意味している。

 

師匠:それは完全な自己中心的な考え方であって、自分しか可愛くないって思っているから、相手がどういう思いであなたにプレゼントだったり、あなたのサポートのためにどういう行為をしたのか、といったプロセスに関しては何も見えてないから、「ありがとう」の一言があなたは出てこないんだよ。「相手が自分の欲しいものをくれたかどうか」「欲しい成果をくれたかどうか」という結果だけを見ている。

 

師匠:そういう考え方をしていては絶対に豊かさはやってこないよ。

 

師匠:例えばあなたは昔、同僚がやった仕事のクオリティがとても低くてあり得ないって不平不満を口にしていたよね。でも考えてみて欲しい。その同僚は、仕事を終えて家に帰る選択ができたのに、あなたが忙しそうにしているからあなたをサポートしたいと思って好意からわざわざやってくれたことなんだよ。だから仕事の内容、成果物はどうでもよくて、それは切り離して考えないといけないよ。その同僚がしてくれた「行為に対するありがとう」 「配慮に対するありがとう」「思いやりにありがとう」それらのプロセスがあなたには見えていないから、同僚に対する感謝の気持ちが出てこないんだよ。

 

師匠:私は今本当にありがたいことにたくさんの豊かさを受け取っているけれど、人がしてくれたこと、小さな行為に対しての感謝を心から思うようになって、そこからが豊かさを受け取るスタートポイントだったなって今振り返ってみてすごく思うんだ。

 

師匠:例えばテーブルの醤油をとってもらって「ありがとう」そんな日常の何気ない小さなことに対して感謝の気持ちを言えるようになることがとっても大切だよ。相手に醤油をとるという手間をかけさせた、その行為を自分にしてくれたっていう行為、気配りに気づいているから「ありがとう」の一言が出てくるんだよ。

 

師匠:他人からもらえる全てのことに対して、「私のためにやってもらえてるんだなあ」って思えて感謝できるようになるよ。だからそうした他人からの好意に気づいたら、今みたいに不平不満も出てこなくなるよ。

 

師匠:そしてね、どんどん感謝できることが見えるようになるから、びっくりするぐらい心の豊かさの受け取りのステージが上がっていくよ。「こんなにやってもらえてたんだ」って気づいて、心がギスギス、イライラしないし、平穏になっていくんだよ。生きてるだけで幸せって言えるようになるからね。

 

師匠:あと基本、人は人の喜ぶ顔を見たいと思っている。自分が何かしらした好意に対して、相手が喜んでくれるということ自体がとても嬉しいんだよ。だからライフワークで生きている人はどうなるかっていうと、自分が好きで差し出したものを相手が笑顔で喜んで受け取ってくれるから、「ええ、、自分で好きでやっただけなのに感謝までしてくれた!!逆にこっちがありがとうだよ!」っていう幸せな世界にいくんだよ。

 

師匠:そしてどんなことにも喜んで受け取ろうとする人のところに豊かさは流れていくよ。例えば誰かに何かをあげるときに、反応がいまいちな人と、めっちゃ喜んで受け取ってくれる人、どちらに渡したいと思うか?もしくは数に限りがあったらどっちを選ぶか?それはもちろん絶対喜んで受け取る人に渡したいって人は思うよ。

 

師匠:豊かさは無限にあるんだけども、この現象と同じで、喜んで受け取る人のところに豊かさはどんどん流れていくんだよ。だから「自分が欲しいものが欲しい、欲しくないものはいらない」っていう考え、そんな風に、自分の中で「ここまでは感謝できるライン」「ここまでは感謝できないライン」っていう切り分けをしていると、自分から豊かさを受け取るための器を狭めていることになってて豊かさを十分に受け取れないんだよ。まず喜んで感謝して受け取ること。それが大事だよ。

 

まとめ 

こんな風に師匠から叱られる & 豊かさを受け取るためのアドバイスをもらったのでした。豊かさを受け取るために非常に重要な話だったことは間違いありません。ポイントをまとめてみると、

 

・他人が自分のためにしてくれた行為や気配り、心遣いに気づくことが大事。気づけばそこから感謝の気持ちが自然と湧いてくる

・他人の配慮や心配りに気づくようになれば、どんどん小さな行為に対する「ありがとう」がどんどん見つかるようになり、心が幸せに満たされ豊かになり始める

・他人がしてくれたこと、もの、を喜んでまず受け取る

 

ということでした。今までの僕は「欲しいものだけが欲しい」「欲しくないものはいらない」そういう考えの元日常を過ごしていて、豊かさを受け取るための器を狭めてしまっていました。この考え方を改めなければ豊かさを手に入れることはできなさそうです。

 

今回師匠に教えてもらった豊かさを受け取るための鍵を決して忘れることなく、これから日常を感謝の気持ちで満たして過ごしていきたいです。