僕の師匠は凄腕ヒーラー

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得しようとすると損する真理。損得勘定で動くことの危険性とは

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誰でも「得したい」って思う時ってありますよね。大幅値引きの商品をショッピング中に見つけてついつい買ってしまう、スーパーの割引商品を目にしてはあれもこれもカゴに入れてしまうなどなど、きっと多くの方が思い当たることでしょう。

 

しかし、この「得したい」「損したくない」という損得感情を起点とする行動は、断言しますが結局のところ損することへと繋がっています。

 

僕自身、今日はそんなことを改めて痛感する出来事があったので、今回は損得勘定で動くとなぜ損してしまうのか?についてお話ししていきます。

 

本屋にせっかくきたから損したくないと思って漫画を借りたら損した件

この投稿をするきっかけになった出来事ですが、先日僕はコンビニに用事があり車で20分かけて(田舎なのでコンビニの数が少ない)移動しました。コンビニで用事を済ませると、「近くに本屋があるから寄ろう」という思いが出てきてプラッと寄ったのですが、残念ながら特に欲しい本が見つかりませんでした。

 

さらに「欲しいものはないけどせっかくきたんだから漫画でも借りてこう」と思考が働き、漫画を10冊借りて家に帰りました。

 

しかし、その漫画は結局一切読まないまま時間が過ぎ、本日返却期限切れであることが発覚して延滞料金を支払う羽目になったのです。これは何気ない出来事ですが、たくさんヒントが詰まっています。

 

どうして損得勘定を起点にした行動が損へとつながるのか?

前述した「欲しいものはないけどせっかくきたんだから漫画を借りてこう」という考えは、「損したくない」という損得勘定によるものです。これが問題でした。

 

どういうことかといえば、損得勘定を起点にした行動というのは、頭で考えた、つまり思考を起点とした行動です。「〜した方が良い」「〜すべきだ」「〜しなければいけない」という類のものが該当しますが、そこに自分の心の声は一切ありません。言ってみれば心の声を無視した行動ですから、思考を起点とした行動では心が満たされません。

 

心が満たされないと、「楽しくない」「ワクワクしない」「しんどい」「もっと欲しい」「足りない」そうした不足の感情が湧いてきます。その結果、心を満たそうとお金を余分に使ってしまったり、買ったけど心がときめかず使わずに終わってしまったりと、結局は浪費になっていきます。

 

例えば、日常のこんな事例も当てはまります。

・Go To Eatキャンペーンに乗じて出かけたけれど、普段使わないお金が余計に出ていった

・直感ではこうだと感じたが「こうすべき」という理性に従って行動したら失敗した

・あまり気乗りしないけど「このチャンスを逃したらもう次はない!」と思って無理やり頑張って失敗する

 

こうした事例に思い当たる人はきっと多いと思います。

 

心の声に従う

一方で心の声というのは、ワクワクする、心がときめく、気持ちがいい、嬉しい、そういうもののことです。「なんとなくしたい」「理由もなくやりたい」「安心する」「ホッとする」「リラックスする」そんな言葉で表現できると思います。

 

心の声に従った行動、つまり心が求めている行動をすれば、当然のことながら心が満ち足りますから、幸福感を感じられて、余分なお金を使うこともありません。

 

よく、「値段を見ずに欲しいと思ったものを買うといいよ」というのは聞きますが、正しくこれは思考(節約すべきだ)よりも自分の心(ワクワク)を優先している事例です。心が満たされますから、他にこれもあれも欲しいなんていう気持ちにはならず、浪費をしませんから結果的に出ていくお金も少なくなります。

 

結局のところ、私たちは自分の心の声に従って生きることが、自分にとっての一番の幸せにつながっていきます。人それぞれ幸せに感じるポイントは異なりますから、他人から見たら全く価値を感じないようなことでも、本人からしたら大金を注ぎ込んででもやりたい、体験したい、そんなケースは当然にあります。

 

まとめ

さて、今回は損得勘定で行動すると失敗する、というテーマで話を展開してきました。

 

得したい、損したくない!そうした感情は誰しもあるものだと思いますので、そもそも損得勘定を起点にした行動であるかどうかを自覚すること自体が難しいかもしれません。

 

損得勘定を起点にした行動から卒業し、心の声を起点に行動する習慣を得るためにお勧めしたいのは、「自分の心の声を聞くことから始めてみる」ことです。これは小さなことから実践できます。

 

例えば、朝起きた時、自分は何を飲みたいのか?水?コーヒー?朝ごはんを食べたいのか?食べたくないのか?そう心に問いかけて、心が求める方を選択するんです。それを毎日続けていきます。

 

ただ、残念なことに長い間思考を起点に生きていると、自分の心の声が聞こえなくなります。実際過去の僕はそうでしたし、そういう方は結構多いかもしれません。でも、日常の中で自分への小さな問いかけを繰り返していくことで、段々と心の声がわかるようになってきます。

 

ビジネスでは思考や理性が優先される現在の社会ですが、いつだって私たちは自分の心の声に素直でありたいですよね。それが必ず自分の幸せへと、周りの幸せへとつながっていきますから。