僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

本音を伝えると現実が変わる!?言うの怖いから我慢と努力を続けてた

本音を相手に伝えるのって怖いですよね。これを伝えたら「怒られるから」「嫌われるから」「呆れられるから」そんな風に思い悩む経験は誰にでもあるものでしょう。

 

本音を言えないからこそ我慢し続ける、本音ではやりたくないのに「やりたくない、できない」って言えなくて苦手なことでも嫌なことでも努力してできるようにする、そんな行動を人はやりがちなのかもしれません。実際僕も本音を伝えるのが怖くて、やめたくても何度も我慢したり、または努力してできるようにすることで本音を言わずに済むようにしてきました。

 

けれど、本音を伝えると現実が変わります。今回は僕の実体験を交えながら本音を伝えることの大切さについて紹介していきます。

 

僕の身に起こったこと「お客様の担当窓口をやりたくない」

僕は大阪のとあるシステム開発会社に勤務している独身29歳のサラリーマンなのですが、やっている業務といえば、お客様との打ち合わせを重ねる受託案件の担当窓口や新規提案のための提案書作成、その他資料作成などなどです。

 

そんな業務の中で僕の大の苦手なこと・・・それは、

「打ち合わせ中にその場を仕切ること」

「話が拡散した時に議論をまとめること」

「相手の話をしっかりと理解すること」

です。ちなみにどれくらい苦手かというと、僕は前職でこれらができないがために約10回も「営業担当を変えて欲しい」という言葉を社内外から受けてしまったほど 泣

 

だったらなんで営業してるんだよ?という声が聞こえてきそうなので補足しますが、ざっくりいうと僕は現在の会社にエンジニアとして入社しましたが、使い物にならないと言われて一度クビにされてグループ会社への左遷後、また転籍という形で戻ってきて不本意ながら営業職になって現在に到るという経緯です。。

 

さて、話を戻しましょう。

 

受託案件の担当窓口という仕事をしていれば、必然的に僕が苦手としている上記3つが必要な場面は避けられません。その度に苦手でできないからこそ、しんどくて心理的にも辛く大きなストレスを抱えていました。

 

毎日がそんな状況なわけですから、不満タラタラ毎日泣き出したい・・・でもできるようにならないといけない!とそんな気持ちから我慢して努力し続けてきました。

 

言うのが怖いから伝えるのが怖いから、そこから逃げて努力してるだけでしょ?

一方で、そんな僕は、毎日好きなことだけをして生きて精神面も経済面も豊かな僕から見たらあり得ない人物(師匠と勝手に呼んでます)と仲良くさせてもらっているのですが、そんな師匠が僕の姿を見てこう言ったのです。

 

「それだけしんどいならちゃんと「しんどい」って伝えたら?いつまで不幸ごっこ続けてるの?言うのが怖いから、伝えるのが怖いから、それが一番自分のしたくない嫌なことだから。そうやって不幸ごっこを続けてるんだよ」。

 

 「伝えることで怒られて怖いとか無能なやつだと思われるんじゃないかとか、そういう過去のトラウマがあるからできてないんだよ。もちろんそうしたトラウマがあるから本音を伝えるのは怖いと思うよ」。

 

「でも本音を伝えたら楽になるんだよ。伝えたら「なんで早く言わなかったんだ」って言われるよ。今まであなたから同じような悩みを受ける度にこれはずっと言い続けてきたよ。現にそうやってあなたは本音を他人に伝えて、いつも大丈夫だったじゃんか」。

 

「実際に「本音を伝えたけど大丈夫だった、本音を伝えても大丈夫なんだ」そうした経験をして理解するまでは、今の仕事が嫌で、例え転職して環境を変えたとしても、次も必ず同じことが起きるよ。乗り越えないといけないことは本人が乗り越えられるまでずっと起こり続けるから」。

 

「いつまでもそうやって自分は不幸だってやってるなら、誰か「ヨシヨシ 可哀想だね」って慰めてくれる人のところに言ったらいいよ」。

 

 

と、こんな感じのお叱りを受けて僕はぐうの音も出ませんでした。。。

 

本音を副社長に伝えたらびっくり仰天

さて、こんな経緯があったので、僕は翌日の朝恐るおそる、業務を仕切っている副社長に電話をかけて本音を全て打ち明けました。土曜日の朝でした。

 

最近仕事がとてもしんどいこと、僕が苦手としていること、できないと思っていることを暴露したのです。

 

すると副社長の反応は、、、、

伝えてくれてありがとう。むぎさんが(僕のこと)がこれらのことを苦手としていることは、先日お客様の打ち合わせに一緒に行ってそこでの振る舞いを見ていて感づいてたわ。会社の方針として各々が得意なところを伸ばして苦手なところは得意な人がやる、っていう方針でいきたいから今の体勢は変えていきたいと思ってる。

 

良い機会だから、むぎさんさえ問題なければ次の全体MTGで全体へ苦手であることを打ち明ける場を設けて、お互いにカバーし合えるチーム体制をつくっていこう。これを機に他の人も本音を打ち明けやすくなると思うし良いと思う。

 

みたいな、ざっくりいうとこんな感じの前向きの反応でした。僕が恐れていた、「お前は努力が足りないんだ」とか「若い頃は誰だってボロボロになるまで仕事をするものだ」みたいな叱責も、怪訝そうな雰囲気も一切なく、むしろ前向きな言葉で感謝されたのでした。

 

・・・マジか。。。・・・師匠の言った通りになった。。。

 

まとめ

さて、今回は本音を伝えることの大切さについて紹介してきました。本音を伝えるのは怖いですが、伝えることで状況が変わり始める、そんな僕の実体験でした。

 

思い返してみれば、僕は前職で何か発言する度に「お前はおかしい」と叱られたり、顔をしかめっ面にされて嫌な顔をされたりとそんな体験が続いていて、そうした過去の体験からいつの間にか本音を伝えることに怖くなっていたんだと思います。結果的に、自分を責め、本音を伝えずに苦手でも自分の能力を高めるために努力する、そんな方向に全力疾走していたんだと確信しています。

 

けれど、今回は「本音を伝えても大丈夫なんだ」ということを実感する一つの経験となりました。自分がしんどい思いをしていたり、辛い思いをしている時には、やっぱりまだまだ怖いのですが、我慢せず相手に本音を伝えられるようにしていきたいです。

 

そんな風にしていつだって心にモヤモヤを抱えることなく、心穏やかに生きていけたらとても幸せですよね!ほんの小さなことでも本年を伝えるという取り組みを大事にしていきたいと思います。