僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

自分の中にある怖れと向き合うことで潜在意識を変える

今日は朝早く会社に行って、誰もいないオフィスで自分の内面を見つめて書き出すワークをしてみました。僕の中には大きな怖れと悲しみがあるようで、具体的には「自分はやっぱり無能な人間なんだ」という価値観、「他人に頼み事をするのがとても怖い」という怖れ、他人に「見捨てられたくない」という怖れです。

 

日常での自分が恐れや不安に包まれるシーンを思い出しては、その体験を書き出していきました。書き出していくと、該当するシーンをイメージするだけでもどんどん怖くなってきて、しばらく自分の席からは動くことができませんでした。それほど僕には恐怖を与えているようです。

 

まず、「やっぱり自分は無能な人間なんだ」という価値観は、これは僕が14才の頃に身につけたであろうもので、どれだけ練習を重ねても思うように野球でのバッティングが思うようにいかなかった、努力している僕を見た友達が僕を馬鹿にした、そんな体験から努力してもできない自分は無能なんだ、と思い込んだものです。

 

この価値観はことあるごとに僕の健在意識に上がってきて、僕を苦しめています。けれど一方で、この価値観を持っているということは、必ず得することがあるからです。それは、例えば「もしも努力が実ってうまく行ったら、あの時の当時の辛い経験をした僕が馬鹿みたいだ、報われない」、そんな風に思わずにはいられない場面に出会わないようにするためかもしれません。まだ内面との向き合いができておらず、この点はまだわかっていません。

 

とにかくこの価値観を手放さないと、仕事やプライベートあらゆることで、同じことを繰り返すのは間違い無いので、なんとか自分を追い詰めているこの価値観を外していきたいと思います。

 

次は、「他人に頼み事をするのがとても怖い」という価値観です。なんでこのような価値観を持つことになったのかを振り返ってみて真っ先に思いついたのは、次のようなことたちでした。

 

・苦虫を噛み潰したようなすごく嫌な顔をされそうで怖い

・机を叩かれて怒鳴られそうで怖い

・「なんでそんなのをやらないといけないの?」と突き返されそうで怖い

・「お前頭おかしいやろ?何が言いたいのかわからない」と返事を返されそうで怖い

 

これらは、全て僕が前職で経験したことで、今も大きな恐れとして心に残っています。ただ、過去を振り返ってみると、昔から他人に頼ったり助けを求めることが僕が本当に苦手でした。この点については師匠と話をしていてわかったのですが、僕が末っ子長男として育ち、家庭ではいつも誰かが気にかけてくれていたからこそ、誰かに頼ったり助けを求めたりする必要なシーンに迫られず、結果的に僕は他人に頼ること、助けを求めることをしていいことだとは思わずに、育ってしまったようなのです。

 

あとは、お姉ちゃんが親に何かを依頼して、それに対して親が怒っているシーンが僕の記憶に残っています。このシーンは僕はほとんど覚えていないのですが、当時はたくさんあったんだと思います。そうしたことを踏まえると、お姉ちゃんと両親とのやりとりを観察しながら、僕は無自覚に「人に頼ることは人を困らせる」みたいに解釈して身につけていったのでは無いかと思うのです。

 

そんなところに拍車をかけるように、前職での体験ですから、それは僕が幼少期の頃に身につけた価値観を強く肯定するようなものですから、どんどん人に依頼をすること、助けを求めにいくことがとても苦手な性格になってしまったようなのです。

 

そして、人を困らせることが怖い、人を困らせたく無い、そんな思いの根本を探っていくと、「嫌われたく無い」「ダメなやつだと思われて見捨てられたく無い」そんな思いが出てきました。

 

話は変わるのですが、僕は他人と議論をしている時にはよく頭の中が真っ白になります。この原因を探っていくと「相手にこいつダメだわと思われて見捨てられるのが怖い」「話す価値のない人間だと思われるのが怖い」そんな怖れに行きつきます。要するに、「見捨てられたくない」という気持ちが僕の、プライベートや仕事、あらゆる場面で困った方向に働いているのでした。

 

この状態をどう変えていったらいいのか僕の中ではまだ整理がついていないのですが、「見捨てられてもいい」「人を困らせてもいい」「努力して報われていい」そんな言葉を呟き続けていくことで、怖れがだんだんほぐれてきて、「あれ?大丈夫かも」→「意外に大丈夫かも」→「やっぱり大丈夫かも」→「大丈夫だわ」と内面が変化して、いきやすくなるのではないかと考えています。

 

もちろん、言葉を呟くことだけでなく、自分の中に存在するインナーチャイルド(抑圧されて癒されていない感情)と向き合うことも必ず必要だと思います。今まで長い間、僕が同じような体験をして傷つかないように、一人で傷を抱えて僕を守ってきてくれたインナーチャイルドに対して、「ありがとう」という感謝の気持ちと、そしてもう大丈夫だよ、僕の周りには優しい人しかいないよ、いるだけで価値があるんだよ、そういう言葉をかけて安心させてあげたいと思います。

 

もちろん、口でいうのは簡単ですが、実際にやるとなると覚悟を決める必要があります。自分の内面と向き合っての報告はまた改めてこのブログに記載したいと思います。一つずつ、自分をいきづらくさせている価値観を手放して軽やかになっていきたいです。