僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

自分を主語にした本当に伝わる伝え方!全然できてないこれ...

今日から4連休ということで実家に帰ってきているのですが、両親との会話の中で「伝え方がとても大事」ということを改めて実感する機会がありました。

 

ことの発端は、晩ご飯の献立ハンバーグ。。。通販で買った国産牛の美味しいハンバーグがあるということで、今日の晩ご飯にこのハンバーグを焼いて食べようとなりました。うちの家庭ではお母さんが毎日料理するのですが、料理中の母さんが「ハンバーグの焼き加減についてブツブツ父さんが文句を言うから本当に腹が立つ」と言い怒り始めたのです。

 

プンプン怒って文句を言い続ける母さんに対して「父さんと話し合ってみたら?」と聞いてみたのですが、「そんなの言えるわけないやろー。父さん言ったらすごく嫌そうな顔するからなあ、ゴニョゴニョ...」と返事が返ってきました。

 

「結婚生活は我慢が大事ですよ」なんていう声も聞こえてきそうですが、それは問題から目を背けている姿勢かもしれません。師匠にこの件を伝えてみると、次のように返ってきました。

 

師匠:父さんは多分、文句じゃなくて「俺はこういうのがいいんだ」って単に好みを言ってるだけだと思うよ。でもお母さんにとってはそれが文句に聞こえてしまう。お父さんが自分の好み(お母さんには文句に聞こえる)を母さんに伝えても、お母さんは何も言わないからお父さんも大丈夫、好みを言って問題ないって思ってしまう。だからお母さんが嫌がってるのがわかってないんじゃないかな。

 

師匠:で、お母さんは作ったことに対して「お礼」や「感謝」、「ねぎらいの言葉」が欲しいんだと思う。あと、お母さんは伝えるのが怖いんだね。

 

なるほど。。こんな話を師匠から聞いたので、僕はご飯中に父さんに対して「お母さんは料理を作ってることに対する感謝がきっと欲しいんだよ」と伝えてみたのですが、父さんはあまり気に求めていない様子の返事が返ってきました。

 

この件について、後ほど改めて師匠からアドバイスをもらったのですが、父さんに対する僕の伝え方が悪かったようなのです。どういうことかというと、人に気持ちをいう時には「お母さんはとか、他人を主語にしていうと全く人に伝わらない」ということです。

 

もう少し詳しくいうと、他人を主語にした言葉は正論になってしまうことに加えて、相手に「攻撃や責めが含まれている」と捕らえられてしまうので、全く伝わらないのです。「父さんのせいで」や「母さんは、、」という伝え方ではなく、「自分はこう感じてる」と伝えることで相手に伝わりやすくなります。

 

今回のケースでいえば、僕自身が父さんと母さんの前で、「お母さんが毎日料理作ってくれてるから感謝、本当にありがたいわー」という自分の気持ちをそのまま表現していたならば、これは単に自分の感情を表現しただけなので、父さんに行動を起こすことを促したり、父さんに対する責めの気持ちは一切入っていません。

 

なので僕が使ってしまった「お母さんは料理を作ってることに対する感謝がきっと欲しいんだよ」という言葉よりも、ずっと効果があったはずなんですね。そんな風に自分を主語にして自分の感情を表現していたならば、お母さんは嬉しいし、お父さんにも「確かになー、母さんいつも料理してくれてるよなー」と思ってもらいやすくなるというわけです。

 

さて、今日も伝え方がめちゃ大事だなと学びました。「自分を主語にして感情を伝える」という方法は、日常会話はもちろんメールなどの文字でのやりとりでも、あらゆるシーンで使えることなので、日々実践することでより適切な伝え方を習得していきたいです。