今日は久々に昔の自分を思い出すことがありました。僕は約2年前に今の会社に入社したのですが、会社に貢献できていないと言うことで、約1ヵ月半でグループ会社へ左遷されてしまいました。この話の経緯はかなり長くなるので端折りますが、左遷されるまでの1ヵ月半の間は、毎日自分が貢献できていないことを負い目に、「がんばらなきゃがんばらなきゃ」と思い続けて毎日しんどい思いをしていました。
当時僕は変わったことに、会社の社長と役員の3名に、毎日振り返りメールを送っていました。「全然貢献できていないのでもっと努力したいです」「会社に少しでも役に立てるようにこういうことをしていきたいです」そんなメールを毎日毎日振り返りメールとして送り続けたのでした。
このメールのおかげで、結果的に僕は「クビ」ではなく「左遷」になったのですが、このメールは知らず知らずのうちに社長と役員に対して「僕は仕事ができない人間なんです」「売上に何も貢献できてない人間なんです」そのように印象を植え付けていたのでした。
当時の僕は必死で、そんなイメージを他人に植え付けているなど考えてもいなかったので、今日このことに気付いて愕然としました。自分を奮い立たせて、なんとか周りの役に経とうと思って必死に必死に頑張っていたのでした。
けれどそうした事実を知って、「だから給料が2万円すぐに下げられたのか」、「だから左遷されてしまったのか」そうした体験をしたことに納得が行きました。
人は誰しも「いるだけで価値がある」「いるだけで貢献している」。この事実を信じられた人のところに豊かさがやってきます。当時の僕は全く逆のことをしていたのでした。最近は仕事を頑張り過ぎてしまう僕なので、「いるだけで貢献している」「いるだけで価値がある」この言葉を繰り返し思い出すようにしたいです。