僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

他人軸ではなく自分軸で生きる。インナーチャイルドを癒す重要性

昨日は、他人からの依頼に頑張って応えようとしたり期待を越えようと頑張りすぎるなど他人軸で生きた結果、心身ともにボロボロになってしまったという話を紹介しました。

※昨日の話はこちら↓

sugoudehealer.hatenablog.com

今回は、その状態に陥ってしまった原因やその対策について、師匠との会話を通じて学んだ内容を整理していきます。

 

心身がボロボロになった背景にはインナーチャイルドが深く関係していた

 

心身が疲弊するぐらい頑張り過ぎてしまった背景を見ていくと「今回心身がボロボロになるまで頑張り過ぎちゃったから次からは気をつけようね」なんていうそう単純は話ではなく、この出来事にはインナーチャイルド(抑圧され癒されていない感情)が大きく関係していました。

 

インナーチャイルドとは、癒されず潜在意識の中に残っている悲しみや寂しさなど辛かった感情のことです。インナーチャイルドを抱えたままでいると、過去の辛かった体験を繰り返さないよう、それに似たような場面が現実でやってきた時に自分を守ろうと大きな「恐怖」や「不安」から無意識に反応して行動してしまいます。

 

人は誰しも様々なインナーチャイルドを無数に抱えています。

 

人に助けを求められない、頑張りすぎてしまうようになってしまった原因

 

「この仕事に協力してもらえませんか?」「この仕事やってくれませんか?」そんな依頼に対して「よし、自分が頑張って対応しよう!」そんな風に思ってしまって、自分一人で無理してしまう癖が僕にはあります。これまでの内面の観察から、この癖には、僕が育った家庭環境と子供時代の体験、そして新卒入社した会社で虐められ続けて身につけてしまったインナーチャイルドが大きく関係しています。

 

インナーチャイルドを身に付けることになった具体的な話については、過去に書いた次の記事で整理したのですが、

sugoudehealer.hatenablog.com

sugoudehealer.hatenablog.com

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要約すると、、

・他人から「すごい」と言われないと自分の存在価値を認められなくてとても不安

・「自分は頑張ってもどうせできない人間なんだ」と潜在意識に悲しい思いを抱えて信じているがために、現実でそれを証明したかった

・「助けて」や「できません」と相手に伝えるのが怖い

と、このようなインナーチャイルドの存在が、他人の期待に応えたり、我慢して頑張り過ぎてしまうという行動を引き起こしていたようなのです。 

 

大きく影響している前職での体験

 

仕事の中での問題は前職での経験が大きく影響しているようです。というのは、前職では不安になって、苦しくなって上司や同僚に助けを求めると「言っている意味がわからない」「俺の時間を返せ」と怒鳴られたり、「それくらいはやらないといけない」「お前はどうしたいんだよ?」毎回そんな返事をされたりすることが続きました。

 

この体験は、他人に助けを求める行為に対する恐怖感をどんどん僕に植えつけ、自分がもっと頑張らなきゃいけないという思考を強化していきました。結局僕の中では「自分でできないことが悪い」「自分の頑張りが足りない」「自分の能力が低い」そんな風に思い込むようになっていったというわけです。

 

同じ問題を繰り返さないためにはインナーチャイルドと向き合うこと

 

今回のような問題にまた苦しまないようにするには、僕が抱えているインナーチャイルドを癒す必要があると、師匠は教えてくれました。インナーチャイルドに対して、「頑張らなくても、無理してやらなくても、自分の実力を認めていいし、評価されていい。人に助けてもらっていい」こうしたことを伝えてあげることが大事だというのです。

 

「怖いよ、相談したら、助けてって言ったら前みたいになるよ」そんな風にインナーチャイルド反応した結果、怖くて「助けて」や「手伝ってください」、「納期をずらして」と僕は言えなくなってしまったのです。その結果、一人でやらなきゃと思って仕事を抱え込んで、ひたすら自分が頑張るという行為に走りました。

 

そして疲れが溜まって心が荒んでいって、周りが楽をしているように見えてしまって周囲に対して怒りが湧いてくる、そんな状態に陥っていたのでした。だからこそ、自分が抱えているこのインナーチャイルドに向き合うことが必要なのです。ちゃんと向き合うからね、話を聞くからね、と伝えてあげることが大事です。そうしておくと自然とインナーチャイルドが上がってきます。

 

恐れているインナーチャイルドが上がってきた時には、以前次の記事で整理したように、

sugoudehealer.hatenablog.com

 自分自身が「大丈夫だよ」と寄り添って言葉をかけて癒してあげる必要があります。

 

 

頑張りがちな人は自分の調子が良い時ほど危険。注意が必要。

 

師匠は、頑張り教(頑張ることが好きな人)の僕に対して、心身ともに調子の良い時ほど気をつける必要があるとも言っています。そんな時ほど、インナーチャイルドが誘導するパターンにハマってしまいがちだというのです。

 

振り返ってみると、実はここ1ヶ月ほど、僕は心身ともに調子が良く、毎日が前向きな気持ちで満たされていることが多い状態が続いていました。調子が良い時には、頑張る精神力と体力があります。そんな時に他人から「協力して欲しい」「この仕事をして欲しい」そんな頼み事をされた僕は、「よし、頑張ってみるか」と少し無理をしてしまったのでした。

 

そうして自分が頑張った結果、なんとか対応することができて、「他人から喜ばれた、期待に応えられたということに対する爽快感を得て、それが無自覚のうちに病みつきになって癖になっていたようなのです。

 

「自分が頑張ったらできた!」という気持ちがあるからこそ、またちょっと無理する。そこで既に自分へ負担がかかっているけれど、そこで成功したがために、まだその時は精神的にも体力的にも余裕があったから余裕ができると思えてしまい、それを続けて行った結果、調子が良い時に蓄えていた自分の中のエネルギーが枯渇してしまって、余裕が無くなり、気づいた時には心身ともに疲弊している、というわけです。

 

自分の調子が悪くならないために大事なこと

 

師匠は「自分が陥りやすい状況のパターン(過去と同じ辛い体験をしないようにとインナーチャイルドが誘導するいつもの行動)と心の癖をしっかりと自覚しておくことが大事だ」と教えてくれました。なぜなら、自覚しておくことでいつものパターンに自分が陥りそうになった時に、自分で「このままいったらヤバイな」と気づくことができパターンに陥る寸前で回避することができるからです。

 

僕のケースで言えば、パターン(過去と同じ辛い体験をしないようにとインナーチャイルドが誘導するいつもの行動)というのは、「他人から依頼される」→「少し自分が頑張れば対処できるだろうと思う」→「貢献したいと思って引き受けて頑張る」→「残業を続けてなんとか対応できて疲れたけど爽快な気持ちになる」というものです。これを続けると一気に心身がガタガタになる傾向にあります。

 

そしてこんなパターンに陥りそうになった時には、他人からの依頼を断ったり、自分が頑張りすぎていないかを振り返ったり、休んだりするなど、自分が無理をしないための選択をすることで自分がパターンに陥いらないように対処できます。

 

インナーチャイルドが誘導するパターンに陥ってから対処してもいいのでは?そんな風に思われる方もいるかもしれないのですが、これは非常に困難です。なぜならパターンに陥ってしまうと、どうしても自分では気づけなってしまうからです。気づくためには、自分の状況や内面を観察したり、あれ?なんかおかしくない?と客観的に見て疑問に思える心の余裕、スペースが必要です。

 

しかしパターンに陥りどっぷり浸ってしまっている状態では、それに決して気づくことができません。だからこそ、常に自分の心を確認したり、おかしいなと思ったら、これから自分がどんなパターンに陥りそうなのかを考えてみると良いと、師匠はアドバイスをくれました。自分が陥りやすい状況のパターンと心の癖、これをしっかりと自覚しておくことで対処することができるのです。

 

まとめ

 

さて、今回は他人からの期待に応えようとするあまり無理して頑張って心身ボロボロになってしまった実体験を通じて、その原因や対策について紹介してきました。要点をまとめてみると、

  • 心身がボロボロになるケースにはインナーチャイルド(抑圧され癒されていない感情)が深く関係している

 

  • 同じ問題に陥らないために根本解決をするには、インナーチャイルドを癒すこと。ちゃんと話を聞くからね、と自分で心に語りかけることで自然と上がってくるようになる

 

  • 頑張り過ぎてしまう人の場合は、調子が良いエネルギーがある時ほどインナーチャイルドが誘導する行動に沿って活動してしまいやすいので本当に注意が必要

 

  • 過去と同じ辛い体験をしないようにとインナーチャイルドが誘導するいつもの行動、つまりパターンを自覚して、自分がそのパターンに陥っていないか常々確認することが重要

 

ということでした。

 

他人の評価を気にする、他人からどう思われるかを気にする、そんな他人軸で生きることは、僕にとってこれまで人生をいきづらく感じさせる大きな原因になってきました。この問題を解消できれば明らかに、これまでとは段違いに人生が生きやすく豊かなものになることは間違いありません。

 

自分のインナーチャイルドが誘導する行動パターンを自覚し、そしてインナーチャイルドが顕在意識に上がってきた時には寄り添って話を聞いて、もう大丈夫だからと優しい声をかけて癒していく、この作業を大切にして生きていきたいです。