僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

「迷惑かける、人に頼る、助けを求める」ができない人へ

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「できない自分が情けない」「人に迷惑かけてはいけない」。真面目で頑張り屋の人ほどそう考えがちです。できない自分はダメだと否定し、人に迷惑かけまいと、しんどくても努力し続けます。

 

けれどそれではいつまでも心が休まりませんし、自分が我慢して頑張り続けているため無意識に「私が頑張ってるんだからあなたも頑張りなさい」と周りに無言の努力を強要してしまいがちです。

 

そして、人に迷惑をかけたり努力不足に思える人を見つけると、「私はこんなに我慢してるのに、なぜあなたは平気でいられるの!?許せない!」と怒りを爆発させます。

 

けれど、人それぞれには得意不得意、できることできないことがあります。そして、できないこと、人に迷惑かけることは悪いことではありません。

 

は?何言ってんの?そんなのあり得!と思われた方も多くいるかもしれませんが、今回はこの「できないこと、迷惑かけること」がなぜ悪いことではないのか、できない自分を許せない場合はどうしたらいいかについて紹介していきましょう。

 

「できない」ということは、「できる」を持っている人に喜びを与えている

 

これまで必死に頑張ってきた人からすると、「できない」「他人に迷惑をかける」という行為は悪く聞こえますが、真実は全くそうではありません。

 

なぜかというと、「できない」人は、「できる」人に、人助けの機会を提供してあげているからです。「できない」人が存在しなければ、「できる」人は、人助けの喜びを感じられません。

 

だから、「できない」人は、「できる」人に喜びを与えているすごい人なんです。そして、「できない」人が助けてもらった時に発する「どうもありがとう」。この一言は、「できる」人にとっての最高の喜びです。そして助けてもらった側は、「助けてくれてありがとう、ありがたいなあ」という幸せな気持ちになります。

 

だから、「できない」人と「できる」人、それぞれが役割を持っていて、両者が存在するからお互いが幸せなんです。

 

真面目で頑張り屋な人ほど、できないこと、迷惑かけることが許せない

 

けれど、真面目な人ほど「できない自分、他人に迷惑をかける自分が許せない」という感情に苛まれると思います。実際僕もそのタイプの人間でしたからその気持ちは痛いくらいわかります。

 

「どうしても許せない」という感情が湧いてきてしまう裏側には、心の奥底に「できなくて迷惑かけたら人に嫌われる」「できなかったら呆れられて人が離れていく」「できなかったら馬鹿にされる」などの恐れが潜んでいます。一言で表現すれば、「人から嫌われるのが怖い」という恐れです。

 

恐れを手放す方法。「●●してもいい」

 

この恐れを手放すためのお勧めの方法は、「●●してもいい」と口に出して言うことです。

 

「嫌われてもいい」「迷惑かけてもいい」「馬鹿だと呆れられてもいい」、そう口に出すことで、今ままでこうしなきゃ!こうでなきゃダメだ!とギュッと堅く握りしめていた価値観がフッと緩み、気持ちが楽になります。

 

けれど、「●●してもいい」と言葉に出すと、人によっては涙が溢れてくるかもしれません、言葉に出していうのが怖くて躊躇うかもしれません。けれどもそれは、あなたの心を開放するキーワードを見つけたということです。

 

「これ、絶対口に出したくない、無理だわ」と思う言葉がキーワードです。「愛されてもいい」「馬鹿にされてもいい」「嫌われてもいい」。キーワードは人それぞれだと思いますが、効果がありますので本当におすすめです。

 

言葉に出したら現実化するから怖い!と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、「〜しちゃだめだ!絶対に嫌だ!」と不安を握りしめていると現実化へとつながるので、声に出すことで握りしめていた不安を緩めることが大事です。

 

「●●してもいい」と言い続けているとどうなるか

 

この「●●でもいい」メソッドを繰り返ししていると、今まで「怖くて絶対にできない!やってはいけない!」と思っていた行為への恐怖心が段々と薄れて、不思議と「●●してもいいや」と思えるようになってきます。

 

そしてそれを実際にやってみると、例えば、「なーんだ、やっても全然大丈夫じゃないか」とわかります。

 

その体験をしてしまったあなたは、もう既にできなくてもいい、迷惑かけてもいい、こんな自分でもいい、と昔の自分よりも今の自分をずっとずっと愛せるようになっていると気づくことになり、心が軽くなっていることは間違いありません。

 

まとめ

さて、今回は「できないこと、迷惑かけること」をテーマに話を展開してきました。要点を整理すると、

 

・「できない」人は、「できる」人へ喜びを与えている

・「できないこと、迷惑かけることが許せない」という気持ちの根底には、人に嫌われたくないという恐れがある

・心底口に出したくない「〜してもいい」を繰り返し唱えれば、恐くてギュッと握りしめていた価値観が緩んで気持ちが楽になる

・怖くてできなかったことをやってみると「あれ?全然大丈夫やん」と気づいて人生が開ける

 

ということでした。魔法のキーワード「〜してもいい」ぜひ、あなただけの言葉を見つけて使ってみてくださいね。