僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

嫌われてるし怒られるししんどいし、この人苦手...それ勘違いです!

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この人絶対私のこと嫌ってる...、この人すごく怒ってる...、この人に絶対怒られる...そんな風に不安やしんどい気持ちでいっぱいになることってありますよね。特に仕事では色んな人と接するので、そんな感情が出てくる場面も多いと思います。

 

僕にもそんな経験がたくさんあり、嫌だなあ、しんどいな、怖いな、と繰り返しそうした感情に悩まされてきました。けれどそうした負の感情は、結論から言うと幻想、勘違いであり、そんな幻想から目覚められる簡単な方法があります。

 

そこで今回は、負の感情をテーマにそれがどこからきていてどんな対処法があるのかについてお話しししていきましょう。

 

不安やしんどいという気持ちは思考からやってくる

 

「絶対嫌われてる」「この人絶対怒ってる」「あの人に絶対怒られる」。例えばそんな不安に襲われた時、どうしようもなくパニックになる人も多いかもしれません。けれど落ち着いて一歩引いてみると、それはあなたの頭の中だけで起こっていることであって実際には起きてはいません。

 

例えば、怒っているように見える相手に「怒ってます?」と尋ねてみたらわかりますが、「ええ!?怒ってないよ」という返事が返ってきます。「私のこと嫌ってますか?」と尋ねたら、「ええ!?嫌ってませんよ、なんで?」という返事が返ってきます。

 

何が言いたいかというと、相手に対する不安というものは、全てあなたが勝手に「この人はこういう人だ」と決めつけて、そこから勝手に想像してあなたの頭の中だけで起こっているだけのことだ、ということです。

 

そんなバカな!と思うかもしれませんが、実際そうなんです。人の思い込みというのはなかなか厄介です。一つ例をあげてみますね。

 

例えば、彼氏は私のことが好きじゃない!と強く信じている人がいたとしましょう。不安から「私のこと嫌いだよね?」と彼に確認をして、彼から「嫌ってないよ」と返事がくると、そんなの嘘だ!だってこれこれこうだから絶対嫌ってるでしょ!と主張します。

 

それから彼が「本当に嫌ってないよ」と答えても、本人はまだまだ信じられませんから、これこれこうだから絶対嫌ってるでしょ!!と、自分が嫌われている理由を並べ立てて正当性を主張します。

 

いくら彼が否定してもそれを信じようとしませんから、結局彼が「あー、もうそういうことでいいよ」と面倒くさくなって回答するまで自分の主張を譲りません。

 

そして最後に、「ほら!やっぱり私は嫌われてるんだ!」。

 

説明が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、結局人は自分の信じたいものを信じているということです。実際がどうであれ、自分の信じていることが、自分に見える世界であり、自分にとっての真実になるということです。

 

思考や思い込みから来る不安やしんどいという気持ちを解消するにはどうしたらいいか?

 

先ほど、不安はあなたの頭の中だけで起こっていることであり、幻想である、という話をしました。

 

頭の中で何度も繰り返される思考から発生している、思い込み、この人はこういう人だという決めつけ。それらはいくら頭で考えてもどうしても間違っているようには思えません。考えれば考えるほど、苦しくなっていきます。

 

それでは、不安やしんどさを手放して楽になるのはどうしたら良いのでしょうか?簡単です。

 

「これって本当か?」って単に疑えばいいんです。

 

は???と思われた方も多いでしょうが、これは決して気休めではありません。

 

あの人に嫌われてるって思ってるけどこれって本当か?この人怒ってる気がするけどこれって本当か?自分はダメだと思ってるけどこれって本当か?

 

そんなふうに、自分の知覚がそもそも間違ってるんじゃないか?と、単に疑えばいいんです。疑うことで一瞬思考が止まります。大事なことなので繰り返しますが、現実には何も起こっていないので、思考が止まれば楽になれます。

 

思考を働かせるから辛い、怖い、不安、しんどい、そんな気持ちが湧いてくるんです。疑ったらもう、そのことについては考えないようにします。考え始めたらまた負のループに突入です。

 

ただ、本当にどうしようもなく辛い時、感情に飲み込まれてしまっている時には、疑うなんていうのは無理な話ですし、それはとてもよくわかります。そんな状況下で疑えば、逆にさらにしんどくなっていきます。

 

そんな時には疑わず、まずはその感情を吐き出すことがおすすめです。紙に書くのでも良し、思いっきり泣くのでもよし、枕をバンバン叩きつけるのもよし、枕に顔を埋めて思いっきり叫ぶのでも良しです。感情を発散することで落ち着いた気持ちを取り戻せますから。

 

そしてまたふと、しんどい気持ちや不安が上がってきた時には、「これって本当か?」と疑ってみてください。疑った後は、思考で追わないでください。これで完了です。

 

まとめ

 

さて、今回は負の感情をテーマに、それがどこからきていてどんな効果的な対処法があるのかのについてお話ししてきました。

 

・負の感情は思考によって生じている

・人は、この人はこういう人だと決めつけて相手を見ている

・負の感情を手放すには、「これって本当か?」と疑えばいい

・感情に飲み込まれてどうしようもない時は、発散して楽になると良い

 

ということが大事なポイントでした。

あの人は私を嫌っている、あの人は怒っている、それはあなたの知覚が間違っていただけなんです。あなたは嫌われてもいないし、怒られてもいない、全部あなたの頭の中で起こっていただけなんです。

 

負の感情を疑ってみることで、心穏やかに過ごせる時間を増やしていけたら最高ですよね。