始めてみたけど続かない、習慣化せずすぐに終わってしまった、、そんな苦い経験は誰にでもあるものだと思います。人間の気持ちはいつも変わりますから、一度決めたことでも中々できない、というのは自然なことでしょう。
続かないからと言って、自分を責めたりすることも必要ないはずですが、実際僕自身の失敗談を書いてみると、筋トレ、プログラミング、野菜中心の生活、ブログなどなど、もうキリがありません 汗
そんな失敗続きの僕ですが、今回はお師匠さんから物事を長続きするコツ、習慣化するコツについて教えてもらったのでその件について紹介します。
続けるコツはもうちょっとやりたいなで止めること
お師匠さん曰く、続けるコツは「もうちょっとやりたいなで止めること」だそうです。これはどういうことかというと、やり切ってしまうと満足してしまって取り組んだことに対して「もういいや」という気持ちが出てくるので、次に繋がりにくくなる、というわけです。
人間の場合、一度満足したら次に欲が出てくるまでしばらく時間がかかるものです。例えばお腹がいっぱいになったら当然ですが、しばらくはもういいや、となりますよね。また美味しいものを食べていても必ず「飽き」がきます。
そのため、「もうちょっと食べたいな、欲しいな」という絶妙な加減で止められると、またそのお店に来て料理を食べたくなる、というわけです。なので何事もやり切る手前のもうちょっとやりたいな、で止めることが長続きにつながる、というわけなんですね。
さらに、やり切る手前で止めるべき理由はもう一つあります。
それは、やり切ってしまうと疲労が蓄積してしまい、エネルギーを充電する休息期間が長く必要になるということです。気持ちがやりたい、と思っていても、無自覚のうちに身体に疲労が溜まっている、なんていう事はよくあります。
実際に僕が何度も体験しているケースを紹介すると、僕の場合は目標としているエンジニアになるための勉強を毎日毎日仕事前や仕事終わりに取り組んでいる時期がありました。こんな時、毎日「やらなきゃ、続けなきゃ」という思いで取り組んでいると、ある日突然、気分が憂鬱になって何もできなくなる、なんていう状況に何度も陥りました。
何もできなくなる状態が大体2週間〜4週間続いてから、また再開する、というパターンが僕の場合多いのですが、これは正しく疲労が溜まっていて休息期間を長く取らなければいけなくなる、という事です。
こんなに長い休み期間が入っているわけですから、結果的に毎日をやり切ろうと頑張った結果が、逆に続けられない原因を作っていたことは間違いありません。
こんな僕の姿をみているお師匠さんからは、常日頃から「もうちょっとやりたいなで止めるといいよ」とアドバイスをいただいてきています。
まとめ
さて、今回は長続きするコツ、習慣化するコツについて紹介してきました。長続きするコツは、「もうちょっとやりたいなで止める」ことで飽きをこさせず、疲労も蓄積させないことが重要、ということでしたよね。
こんな自分になりたい、もっと成長したい、だから頑張らなきゃ!そんな風に思う気持ちはとってもわかりますし、実際僕自身もそんな風に思いがちなのですが、今回のお師匠さんからの教え「もうちょっとやりたいなで止める」は今後大事にしていきたいです。