僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

常識は非常識。自分の当たり前は他人の当たり前ではない真実

「こう考えるのは社会人として当たり前」、「人として当然のこと」などなど、人はこうした考えを持ちやすい性質がありますよね。ひょっとしたら「○○は当然」そんな考えを持っていることにすら、本人は気づかないものなのかもしれません。

 

しかし、こうした考えは時にコミュニケーションのミスや誤解を招くことにつながってしまいます。今回は、実際に僕が体験した「自分の当たり前は他人の当たり前ではない」ということを痛感した出来事について紹介します。

 

社会人なら遅刻してはいけない・・・よね!?

遅刻をして痛い目にあった経験を持つ方は意外に多いかもしれません。僕も実際にそうで、遅刻によって怒られたり他人に迷惑をかけてしまったことは数えきれません。

 

僕は新卒入社した会社で遅刻の意味について次のように叩き込まれました。

例え1分でも遅刻は遅刻。事前に連絡を入れていればまだしも、もし遅刻をすれば信頼を失うだけでなく、仕事のパートナーとしては認めてもらえなくなる。また、1分とか数分の遅刻は気の緩みだったり、本人の中にある重要度の低さの現れ(遅れてもいいやと軽視している心の現れ)で、明らかにイレギュラーな事態が起こったことで起きる数十分の遅刻よりも、たちが悪い。

 

と、学んできたのです。

 

人それぞれにはいろんな意見があるでしょうが、今紹介したこの考え方が僕の中の常識でした。そんな僕でしたから、仕事での遅刻は絶対にしないように気を使ってきましたし、例えば「お腹が痛くてトイレに行ってて1分遅刻しました」なんていうケースはもちろん許されないと考えてやってきたわけです。

こうした背景もあって、これまで仕事で時間に少し遅れる人がいたら、いい加減な人だなあと内心思いながらやってきました。

 

あなたの考えおかしいよ

しかし、僕の師匠はこの話を聞いて次のように言いました。

 

「あなたの考えおかしいよ。トイレ行って遅れても5分でしょ?そんなんで怒る人がいたらパワハラだよ。トイレ行ってて遅れました、申し訳ありません、って伝えたらお客さんも怒らないよ。トイレ行くの我慢して集中できない場合が出てきたら、そっちの方がよっぽど迷惑だよね」

 

この議論はひょっとしたらどうでもいい話に聞こえる方もいるかもしれないのですが、僕にとっては衝撃的でした。なぜなら自分が当たり前と考えていて疑いもしなかったことが、当たり前でないことを知ったからです。

 

もちろん、遅刻をしていい、という話にはならないと思うのですが、場合によっては遅れてもいいということですよね。どっちの考えが正解とかはないでしょうが、冷静に考えてみて「心穏やかに生きる」「愛情を持って生きる」という観点で見れば、明らかに師匠の考え方がそれに該当します。

 

なので、僕は自分の中の常識が崩れて驚きながらも、今後は師匠の考え方に切り替えていきたいと、思いました。

 

まとめ

 

さて、今回は「自分の当たり前は他人の当たり前ではない」ということを僕が痛感した出来事について紹介してきました。人それぞれに「これは当たり前だろ」「これは常識だろ」そんな風に考えていることがきっと色々とあるでしょうが、その考え方は非常に危険であることは間違いありません。

 

今回は他人から言われて僕は気づくことができたのですが、理想を言うなら普段から自分の常識を疑い、「これってひょっとしたら常識とは違う?当然ではない?」そんな視点から自分の思い込みに気付けるといいですよね。そうすればコミュニケーションの問題もずっと少なくなることは間違いありません。

 

「自分の当たり前は他人の当たり前ではない」この言葉を忘れずにいきたいですね!