一人で悩んでも解決できない時は他人にすぐに相談したほうがいい。そんなことは当たり前のことで頭ではわかっているのですが、いざとなると中々難しいものです。
昨日は新規システム開発の見積書作成というタスクがあったのですが、今回作る見積は初めて取り組む分野のものだったので、どう作成して良いのかがわからず、どうしようかと自分なりに考えてもわからず非常にしんどい気持ちになる場面がありました。
それでも自分にできることは最低限やろうという考えの元、前回の打ち合わせでお客様から言われた要件の整理や現在お客様が使われている既存システムのサービス内容調査、自社で開発する場合になった際に利用すべき技術の調査などなど、見積書作成に必要になる様々な情報は調べて集めました。
集めたはいいものの、やっぱりどう値決めをしていいか、やったことがない分野ですから値決めの根拠を明確にできず、お手上げ状態で頭を悩ませました。散々悩んだ挙句、最終的には「これは考えてもわからんから上司に相談しよう」そういう考えに至って上司に電話しました。
結果的に上司に相談したらすぐに解決して、非常に安心しました。振り返ってみると、どうしようかと云々と考えた時間は正直非常にもったいない時間でした。自分がわからない点を明確化し、何がわからないから、どんな情報が不足しているから今自分は悩んでいるのか？そうした状況の整理をして情報収集をしたのは良かったのですが、自分で悩んで考えた時間には何も生まれませんでした。
今回のこうした体験で痛感したのは、行き詰まったらすぐに他人に相談をする、この大切さでした。前職で叱られ続けていた経験から、相談すると他人から怒られるんじゃないかとか、責められるんじゃないかとか、そうした恐怖がまだまだ付きまとってしまうのですが、この点は「僕の中にまだ癒せていないインナーチャイルド（抑圧されて癒されていない感情）があること」を自覚して、インナーチャイルドと向き合いながら癒していきたいと思います。
そしてこれからは、問題を分解して整理して、それでも息詰まってこれ以上考えてもダメだと思ったら、すぐに他人に相談するようにしたいです。
