僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

事実の解釈の仕方、見方が大事。他人でできるなら自分でもできる

事実は変えられないけど解釈は変えられますよね。ポジティブな人なら前向きな解釈をして、ネガティブな人なら後ろ向きな解釈をする、、一つの事実に対して人それぞれの解釈の形があることでしょう。

 

日常の出来事に対して自分が普段どんな解釈をしているのか?...それは人それぞれ無意識にしていることなので自覚することは中々難しいかもしれません。

 

今日は自分が頭の中で「起こった出来事に対して何に付けても自分の能力が低い」という解釈をしていることに気づきました。身の回りに起こった出来事に対して何でもかんでもネガティブな解釈をしていたら、そりゃあもう、どんどん気分が落ち込んでいきますよね。

 

事実に対する解釈というのは次のようなイメージです。

 

事実:「○○ができなかった」

解釈:自分の能力が低かったからだ...

 

事実「○○さんに△△と言われた」

解釈「自分のことを責めてるんだ...」

 

後ろ向きな考えだとこんな解釈になります( こうやって文字にしていると、自分の頭の中を書き表しているような気がしてきました 恥)。

 

一方で、前向きな考え方の人ならば次のように考えるものでしょう。

 

事実:「○○ができなかった」

解釈:自分の苦手なことがわかったからよかった。

 

事実「○○さんに△△と言われた」

解釈「アドバイスをもらえてよかった」

 

このように、事実は同じですが解釈を変えるだけで全く違いますよね。これは自己啓発などでよく出てくるポジティブシンキングと同じかもしれません。こんな当たり前の話に僕が気づいたのはある出来事があったからでした。

 

ある出来事というのは、以前同じ職場で働いていた同僚から久々に連絡が来たのですが、それは面接先の人事部から以前の働きぶりについてメールで尋ねられるからそれに回答してほしいという依頼でした。本人とは仲も良かったのでこの依頼を引き受けたのですが、問題がありました。

 

それは、質問メールの中に「彼はどんな実績を残しましたか?」「彼の成長のために私たちはこれからどんなサポートをすべきだと考えますか?」という項目があったのですが、当時彼は任された仕事が全然終わっていない、関わった全てのプロジェクトで問題を起こしてしまった、という経歴があったのです。そしてこれがきっかけで会社を辞めることになっていたので、僕は質問メールに対してどう答えたら良いかと考えました。

 

そこでどうしようと、頭をひねらした結果、彼が参画したプロジェクトリーダーのコミュニケーションスキルが低くて彼本来のパフォーマンスを発揮できなかったこと(プロジェクトリーダーの方とのコミュニケーションは僕も苦手なので...)や、彼の働きぶりや良かった点を他人にヒアリングしてその内容を書くことにしました。

 

すると、質問メールに対する回答がうまい具合に仕上がったのです。

 

長くなりましたが何を言いたかったかというと、いつも自分に対しては悪い方へと、卑下する方へと考えてしまってばかりですが、他人について考える時には良い面を見ることができるということです。つまり、この体験を通じて物事に対する見方や解釈の仕方でガラリと変わる、というのを実感したのです。

 

目の前の出来事をどう解釈するかで一気に日常は変わると思います。一気に100%今の自分から切り替えるのは困難だと思いますが、少しずつでもこうした見方を変えるという取り組みをすることで、より日常を明るく楽しいものにしていきたいです。