僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

感情が動いた体験から自分にどんな価値観がありいつ身につけたかを探る

自分が大事にしている考え方だったり、持っている心の傷、自分が許せていないこと、その枠外の行動を他人に取られると時に人はイライラしてしまうものです。今回は仕事をしている中でそんなことを思う体験があったので紹介したいと思います。

 

僕の場合は正直に話しますが、年下の子にからかわれたり冗談を言われると、馬鹿にされたような感覚を抱いてしまい、内心ムッとしてイライラしてしまう傾向があります。こんな風に思う背景には、おそらくは僕の中に「年上は敬うべき存在で敬語を使うべきだ」という日本人に多いだろう考えがあることに加えて、過去の体験がかなり影響しているだろうとふと気付きました。

 

というのは小学6年生だった頃に、1学年下の複数人の子たちが、下校途中の帰り道に僕の本名をいじって「よわき」「よわき」と僕の本名をいじってからかうように遠くから僕に向かって大きな声で叫んでいました。いつも笑っていて温厚な性格だと思われていたので、からかっても大丈夫だと思ったんでしょうね。

 

最初のうちは我慢していたのですが、何度も何度も叫ぶものですから、終いには堪忍袋の尾が切れて、当時走るのが早く小学生にしては体が大きかった僕はすぐに彼らに向かって全力で走りました。

 

ここからはあまり良い話ではないのですが、、、叫んでいた中の1人だけを捕まえることができて、何度もバンバン壁に押し付けた記憶があります。翌日は捕まえられなかった逃げていった他の子たちを学校で探しに行って、これまた壁に押し付けてパンチをいれました。

 

結果的にそれが先生の耳に入って急遽誰もいない図書館に呼び出されたのですが、先生からは「いくら相手が悪くても手を出したら負けだよ」みたいなことをさとされて、悔しくてその場で涙をポロポロ流した記憶があります。

 

さて話を今に戻しましょう。この体験を僕はすっかり忘れていたのですが、なんで年下の子にからかわれるとイライラするのかあなと考えていたら、ふと蘇ってきたのでした。この体験が大きく影響していて、今でも同じようなシーンに出会うと感情が動いてしまうのだと思います。

 

しかし頭の中では、個人的に、年下は年上の人を敬う最低限の礼儀があればいいと思っていて、年下の人が絶対に年上をからかってはいけないとか冗談を言ってはいけないみたいな考えは堅苦しすぎると思います。しかし僕が反応してしまうのは、やはり心の中にまだ癒えていないインナーチャイルド(抑圧され癒されていない感情)が存在しているからです。

 

今回原体験を自覚できたのはとても大きいと思うので、今後インナーチャイルドが自分の顕在意識まで上がってきた際には、ちゃんと話を聞いて寄り添ってを癒していきたいです。