僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

ひたすら頑張り続けて生きるか、頑張らずに安心に包まれて生きるか

自分に価値を感じられないからがんばり続ける、人の期待に応え続ける、人に貢献し続ける、そんなふうに無意識に行動している人はかなり多いはずです。一方で、ただ自分が存在しているだけで価値を感じられているからこそ、頑張らない、他人に期待に応えようとしない、貢献しようとしない、そんなふうに安心感に包まれて毎日を生きている人もいます。

 

両者の違いは、自分の存在価値を条件を満たさないと感じられないのか、無条件に自分の存在価値を感じられるのか、その違いです。豊かさがやってくるのは、明らかに後者の生き方です。豊かさと言うのは、お金だけではなくて、人生で幸福を感じられる日や、自分らしく生きられるか、毎日を楽しく心穏やかに生きられるか、そうしたことを言っています。

 

誰もが豊かに行きたい、そんなふうに思うのはもちろんのことなのですが、なかなか豊かさを享受して生きている人は 多くはありません。この背景には、私たちは主に子供の頃に身に付けた心の傷を抱えており、無意識に同じような体験をしないように避けて避けるようにして行動していることが関係しています。

 

例えば、頑張った時だけ親から褒められて頑張らないと自分には価値がないと思った、努力することは素晴らしいことだと親から教えられた、自分の精一杯の頑張りと他人の頑張りを親に比べられ褒められなかった、などなど。頑張り続けてしまう人の場合は、頑張らないと自分には存在価値がないと思い込んでいますから、自分の存在価値を感じられるように無意識のうちにいつもいつも、何に対しても頑張るようになり、心休む暇がありません。

 

この状態を出して、自分の存在価値を無条件に感じられるようになるには、自分の内面と向き合うことが非常に大切です。人は、自分がしてはいけないと思っていることを他人がした時、つまり自分が許せない他人の行動を見たとき、腹が立ちます。例えば頑張らないと自分には価値がないと思っている人は、頑張ろうとしない人を見ると、非常に腹が立ちます。

 

しかし逆に言えば、自分が許せないと思っていることを一つ一つ許していけば、周りの出来事に自分が反応しなくなるので、自然と「〜しなければいけない」という価値観や「〜してはいけない」という価値観が外れどんどん人生がいきやすくなっていきます。

 

なので、まずは自分の感情が動いてイラッとしてしまうこと、許せないと思ってしまうこと、そうしたことを一つ一つ細かく洗い出して、自分がどんな価値観を持っているのかを自覚することが大切です。その上で、どうして自分はその行為に対してイラッとしてしまう価値観を持っているんだろう?何がそんなに嫌なんだろう?と自分の感じていることを掘り下げていきます。

 

そして、それたに対して、いつからこの価値観を持つようになったんだろう?そんな風に丁寧に分析していくことが大切です。それをしていくと、必ず「そうか!この体験があったから自分はこの価値観を身につけたのか!」と自分の価値観が自分が生まれながらにして身につけたものではなく、親からの貰い物や、強烈な体験によって拾ってしまったものであるということがわかってきます。

 

それがわかったら、あとは自分がその価値観を手放すか、持ち続けるかどうかを選択できるので、いらない価値観がどんどん外れていきます。頑張ることでしか自分の価値を感じられない「がんばり教」の人の場合は、「頑張らなければいけない」という価値観が外れることで、頑張らなくても自分には価値があるとわかっているから、いつも安心してすごせる人物へと変化していきます。

 

ちょうど今僕はこの体験をしているところで、まだまだがんばりすぎてしまうところがあるのですが、自分が豊かに生きられるように、日々、自分の内面と向き合い続けています。いらない価値観はどんどん手放して、安心に包まれて生きられる世界へと移行していきたいです。