僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

自分が受けた傷を他人にしてしまう悲しさ。過去の傷を癒す

無自覚のうちに相手を責めたり、馬鹿にしたりする。そんな一見「あり得ない」「そんなことを自分はしない」と思うようなことでも、心に傷を抱えている人は、過去に自分がされて嫌だったことを無自覚に人にやってしまうものです。
 
そうして大事な人を傷つけたり、困らせてしまうことがあります。僕はそんな体験を度々して失敗を繰り返しているのですが、例えば会話の中で僕が発したジョークが「相手を馬鹿にするような表現になってしまっている」というケースが何度も起こり、その度に相手を不快にさせてきました。
 
ある時他人の指摘から自分のこの無自覚だった癖に気づくことができて本当にありがたいのですが、こうした自分の無自覚の癖には他人に指摘してもらえないとなかなか気づけないというのは間違いありません。
 

過去に受けた傷を仕返しのような形で他人にぶつけている

 
もちろん、相手を馬鹿にするような表現をするのはとても失礼なことですし、僕自身、それをしたいとは思っていません。ではなぜ僕が相手を馬鹿にするような表現をしてしまうのか。。。それは、、、、師匠との対話で理解したのですが、過去の自分の体験に原因がありました。
 
僕は自分で言うのもなんですが、根が優しい性格で、かついつもニコニコしているせいか、よくいじられキャラとして扱われます。そのため時に自分が傷付いたり、すごく嫌だなあと感じるいじられ方をすることもあるんですが、そんな時僕はその場の空気を壊すのが怖くて、毎回笑ってやり過ごすことを選択してきました。
 
けれどそんな風に自分の心に嘘をつくたびに、心の傷はどんどん蓄積して心は濁っていきます。自分が傷付いたのにそれを「悲しかった」「嫌だった」とそうした本音を相手に伝えることなく、自分の中だけでやり過ごすわけですから、どんどん心の中が淀んでていくわけですね。そりゃあもう、ドロドロと溜まっていきます。
 
そうして恐ろしいことに、知らず知らずのうちに自分が抱える傷やモヤモヤを自分が吐き出せる相手に対して、無自覚のうちに「僕がやられて嫌な思いをしたんだからあなたにも嫌な思いをしてほしい」というとても恐ろしい考えの元、仕返しのような形で無自覚に相手に吐き出し、ぶつけることで自分が抱える鬱憤を晴らしているのです。
 

心を許している相手や自分より立場の弱い人を傷つけがちだという悲しさ

 
僕がそんな風に接してしまって「今のはよくなかった」と後悔するのは、いつも無条件で僕のことを信頼してくれている人に対してです。なぜなら、自分より目上の人だったり気心を許していない相手には、冗談を言うと相手を不快にさせてしまうので、そもそも冗談を言いません。というか言えません。
 
もしそんなことを言えば、場合によっては叱られてしまうからです。そこで冗談を言うのは、自然と気心を許している相手もしくは自分より立場の弱い人(例えばパートナーや家族、後輩など)というわけなのです。
 
これは、DVを受けて育った子供が成長して自分の家庭を持った時に自分がされてきたように自分の子供に対してもDVをしてしまうと言う現象と同じです。自分よりも力が弱い子供、つまり自分の傷を吐き出せる、ぶつけられる相手にしかしないと言うことです。
 
また、僕は自分が仕事で忙しく余裕がなくなった時には、僕が前職で上司にされてとても嫌だったこと、辛かったことを後輩に対しても押し付けたくなるような気持ちに駆られることがあるのですが、これも同じことであることは間違いありません。
 
「鼻で笑ったり」、「こんなの俺でもできる」という発言や、「全て他人のしたことを批判的にみる」「異常な努力を強いる」など、本当に本当に嫌な迷惑なです。豊かさとは完全に真逆ですね。
 
こうした自分が無自覚にやってしまうとても悲しい行為をしないようにする方法を止める方法を師匠から教えてもらったのですが、次の方法が良いと言うことでした。
 
  • 自分で止めると決めて、普段から意識して止める心がけをする
  • 他人に何かをしようと思った時、それが誰に対してもできることなのかどうかを自分に問いかける
 
二つ目の項目についての補足ですが、ある特定の人物にしかできないということは、すなわち「この行為をしても許してもらえる」「これをしても許してもらえる」「こんあ言い方をしても許してもらえる」という心理が働いています。つまりそれは自分が過去に受けた傷を他人に仕返し、ぶつけていることへとつながりやすいので、非常に危険だということなのです。
 

まとめ

 
ここまで色々と書いてきたので、ここで要点をまとめましょう。
 
過去に受けた心の傷が自分の中にあるからといって、それを決して他人に持って行ってはいけません。
 
  • そんな心の傷を自分が抱えているということを自覚すること
  • その心の傷を他人に仕返ししようとするのを止めると決めること
  • 誰に対してもできるのかを自分に問うこと
 
これらがとても大切だということでした。日々自分の心の傷を癒すことで、自分も周りもハッピーになって行けたら最高ですよね!私たちは絶対にもっともっとハッピーになっていくはずですので未来がとても楽しみです♪