僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

「仕事が嫌」で終わらせず、「仕事の●●が嫌」と掘り下げ内観しよう

仕事に対して気分が乗らない経験は誰にでもあるものだと思います。「私なんか毎日です!」という声が至るところから聞こえてきそうですが、冷静に考えてみれば、最初は「自分がここで働きたい」と思って自分で選択して今の職場にいるというのは間違いありません。

 

人それぞれに様々な事情があるかとは思いますが、今の職場で働くことを選んだのは他ならぬ自分自身ですし、もし嫌で嫌で仕方がないなら転職すればいいだけの話です。けれども転職する手間だったり、給料のことだったり、そうしたことを考慮した上で今の職場に止まっているわけです。

 

そうした自分の選択で選んだ職場にも関わらず、どうして気分が乗らないのか、冷静に考えてみれば不思議な話かもしれません。最近は仕事をしていて「しんどい」と感じることが増えてきたように思うので、その正体を探るために内面を整理していくことにします。

 

億劫に思っているモノの正体を探る

 

自分は一体何を億劫に感じているのだろう、何を嫌に感じているんだろう、それを漠然とさせたままにしておくのではなく、正体を突き止めることがとても大切です。なぜなら正体を突き止めれば、大抵「自分の心の癖で反応しているんだな」ということが見えてきて対処方法がわかるからです。

 

内面を細かく見ていくと、自分は「仕事」が嫌なのではなくて仕事の中で発生する「●●」が嫌なんだ、ということがわかってきます。早速自分が億劫に感じていることを書き出してみます。

 

<自分が億劫に感じていること>

①忙しくて後手後手に回っているタスクがあり、それが原因でお客さんに怒られてしまいそうな気がして億劫だ

 

②やらなければいけないことがたくさんあって、いつまでも終わらないような感じと毎日残業しないといけない気がしていて億劫だ

 

③知識がなくてお客さんからの質問に答えられない時、プロとして失格であるかのような、自分がすごく情けないような気持ちになってしまって苦しくなる

 

④あるお客様のこれまでの立ち振る舞いから「少しのミスも許さない」「見逃さない」のような粗探しのスタンスで接しられているかのような気がしていて、接するのがしんどい

 

⑤お客様とのmtgで、自分が仕切りをしないサポート的な立場になった途端、お客さんの言葉が途端に耳に入ってこなくて打ち合わせ中ずっと理解できなくなるのがとてもしんどい

 

と、書き出してみると、やはり僕は「仕事」が嫌なのではなくて、仕事の中で出てくる様々な出来事に対して、勝手に反応して自分の感情を勝手に動かしているだけ、ということが見えてきました。仕事自体が嫌いなわけではありません。

 

考えられる対処法

 

さて、ここからは対処法を整理していきましょう。書き出した①〜⑤について順に見ていきます。

 

①忙しくて後手後手に回っているタスクがあり、それが原因でお客さんに怒られてしまいそうな気がして億劫だ

→これは「怒られてもいい」と呟いてみることで解決できそうな気がします。今の自分は、怒られて嫌われたくないから、それが怖くて心臓がバクバクしてヤバイヤバイとなっているわけです。

 

「嫌われてもいい」と呟き続けて「あ、嫌われても大丈夫なんだ」と思えたならば、タスクが後手後手に回っていたとしても何とも思いませんから、億劫な気分からは卒業できるはずです。

 

②やらなければいけないことがたくさんあって、いつまでも終わらないような感じと毎日残業しないといけない気がしていて億劫だ

→この解決策は、もうシンプルです。それは、僕が「残業しない」。以上終わり!って感じですね。

 

僕の場合は、「残業しないと他人に迷惑がかかる気がする」「頑張らないと罪悪感が出てくる」「残業しないと誰かから責められる気がする」というそんな怖れから「毎日残業しないといけない」と感じているだけですから、「残業しない」生活を続けて、「あ、残業しなくても大丈夫なんだ」と心で体感してみるのが解決策であるはずです。

 

これは前職で毎日罵声や人間性を否定される対応を受けた体験で身につけてしまった怖れです。

 

③知識がなくてお客さんからの質問に答えられない時、プロとして失格であるかのような、自分がすごく情けないような気持ちになってしまって苦しくなる

→この状態は、例えお客様が何とも思っていなくても、自分が答えられなかった自分を勝手に責めている、というものであることが見えてきます。

 

解決策は、「期待に応えられなくていい」だとか「残念がられてもいい」とか「カッコ悪くてダサくてもいい」「情けなくていい」「役立たずでもいい」という言葉を呟くことでしょうか。お客さんの役に立たないといけない、しっかり対応しないといけない、という強烈な価値観が自分の中にあるからこそ、質問に答えられなかった時に、苦しくなっていることは間違いありません。

 

この心の癖を外すことができれば、スッと心が楽になるはずです。

 

④あるお客様のこれまでの立ち振る舞いから、「少しのミスも許さない」「見逃さない」のような粗探しのスタンスで接しられているかのような気がしていて、接するのがしんどい

→これは、自分の中に言えずに溜め込んでいる気持ちがたくさん溜まっているように思います。怖くても自分の本音をお客さんに伝えること。それで相当内面が癒されるように思います。何と伝えれば良いのでしょうか。

 

まずはそのお客様に対して自分が感じていることを、改めて書き出して整理してみたいと思います。

 

⑤お客様とのmtgで、自分が仕切りをしないサポート的な立場になった途端、お客さんの言葉が途端に耳に入ってこなくて打ち合わせ中ずっと理解できなくなるのがとてもしんどい

→この現象は僕に昔から起こるのですが、「こいつ頭悪いな」とか「理解力ないな」「一緒に話していたくないな」と他人から思われるのが怖くて、どんどん頭が真っ白になっていくという現象です。

 

これは、「一緒に仕事したくないって思われてもいい」「理解できなくて嫌われてもいい」という言葉を呟くことが解決策になると思います。僕の中にある怖れは「こいつと一緒に仕事したくない」「担当を変えてほしい」とお客さんから思われるということです。

 

「迷惑かけて嫌われてもいい」「一緒に仕事したくないって思われてもいい」「担当を外されてもいい」というこれらの言葉が自分にとってのキーワードだと以前気づき、現在は、毎日仕事をする前の10分間呟き続けているのですが、まだまだ自分の中に落とし込めていないことがはっきりしました。

 

このワークをやめる事なく、気長に続けていきたいと思います。

 

こんな風に、僕の中にはまだまだ癒されていないインナーチャイルドがたくさんあります。これらを癒さない限り、僕にはずっと同じ問題が付き纏い、億劫な現実に直面し続けることになります。

 

まとめ

 

さて、今回は仕事が億劫だと感じたことをきっかけに、具体的に仕事のどの部分が嫌なのか、そしてそれは何が原因でどう解決していくべきなのかを整理してきました。

 

僕たちは、「仕事で嫌なことがあった」→「仕事が嫌」と考えてしまいがちですが、具体的に何が嫌なのかを細かく見ていくことが大切です。細かく細かく見ていくと、自分の中に存在するまだ終わらせることができていない課題、言い換えれば人生を生きづらくしている心の癖が見えてきます。

 

仕事が嫌なのではなくて、自分の中にまだ終わらせることができていない、生きづらさの原因がたくさんあるということです。心の癖を一つ一つ直していくことで、より心穏やかな幸せな毎日を手に入れていきたいですよね。