僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

自分の中にある「やらなきゃ、しなきゃ」を崩すと不安になる

「他人に悪く思われているような気がして怖い」そんな不安に襲われる方は意外に多いかもしれません。こうした感情は、自分がしなきゃいけないと思っていることをやらなかった場合、自分が絶対だと思っているルールを崩した時に抱きがちです。

 

今日、僕もそんな不安に囚われることがありました。

 

今日は日差しの強い日で、昼間外出してしばらくの間直射日光に当たっていた僕は、軽い熱中症のような症状に陥りました。耳が遠くなったのと身体の倦怠感、頭がボーッとして働かなくなる、そんな症状でした。

 

そんな症状が出てしまって仕事に全然集中できなかったので、いつもは残業をたくさんしているのですが今日は残業をせずに早々に仕事を切り上げました。職場ではテレワークを導入しており、今日は自宅勤務の日だったので仕事を切り上げる前には「今日の作業を終わります」という報告を入れるのですが、残業をせずに切り上げることに対して罪悪感を抱いてしまった僕は、退勤報告を入れる前に数分間躊躇してしまったのです。

 

「今退勤の挨拶を入れたら周りからどんな風に思われるんだろう」、「全然仕事してないやんこいつ、みたいに思われるんじゃないだろうか」そんな不安が湧いてきたのです。

 

これは僕自身の中に「会社に貢献しないことは恥ずかしいこと」という価値観、つまり「役に立たなければ自分には価値がない」「役に立っていないことを許せない」という考えが根強く入っているから湧いてきた感情だと思われます。

 

しかし、こうした条件付きで自分にマルをつける生き方は人生を非常に生き辛くしますし、そもそも残業をしないことで自分を責めるなんていう考えは馬鹿げています。馬鹿げている考えを破ることに恐怖を抱いてしまってなんともおかしな話なのですが、やっぱり僕は残業をせずに退勤することは怖いです。

 

なぜなら、もっと頑張れるのに頑張らずに怠けているように感じてしまうからです。もっと他人に貢献できるのに貢献せずにいるような気がしてならないからです。けれど、こうした価値観を手放すことができれば、生きやすくなることは間違いありません。

 

今日は体の調子が悪くて、強制的に仕事を切り上げる、という効力が働いて、それでこんな風に自分の感情が動く体験をできたことによって、自分の中にある不要な価値観に気づくことができたので、良い体験をしたのではないかと思っています。

 

でももちろん、自分がやらなきゃいけないとこれまでずっと思ってきたルールとは違うことをしたわけですから、こうやってブログを書いている今でもとても不安でいっぱいです。明日の仕事はどうなるんだろうか、誰かに迷惑がかからないだろうか、責任を果たせるだろうか、そんな気持ちに襲われます。

 

こうした感情は、あくまで自分の癖であることを自覚して、もっとゆるーく、頑張らない生き方をしていきたいです。頑張れば頑張るほど、自分の無条件の存在価値を否定することになりますから。自分は頑張らないと、周りに貢献しないと自分には価値がない、そんな考えを強めてしまうことになりますから。

 

今日は自分の中にある不安を整理したくて文字にしてみました。

 

熱中症には要注意ですね...汗