他人から●●と言われて動揺した、嫌な仕事を依頼されてしまった、などなど、日常の中では気分が落ち込みそうな出来事が無数に起こります。そんな時、出来事に反射的に反応して気分を落ち込ませてしまうのか、そうではなくて冷静に対応するのかで大きく人生の幸福度は変わってくるものだと思います。
気分が落ち込みそうな時にどうすればいいのか？最近師匠からそんなテーマでアドバイスをもらいました。
その内容は、気分が落ち込みそうな時には「楽しい時にする行動をする」というものでした。楽しい時にする行動といえば、「笑う」だとか「スキップする」だとか色々と出てくると思います。気分が落ち込みそうな時に、こうした行動をやってみる、というわけですね。
これはやってみるとわかるのですが、「笑う」とか「スキップする」という行為をしている時に暗い気持ちで落ち込む、というのはできません。心と身体はつながっており、互いに影響を及ぼし合っているというのは既に研究がされており明らかになっているのですが、師匠はまさにこれのことを言っているのだと思います。
しんどい時や気分が落ち込む時にそうした楽しい時にする行動をとってみるのは、なかなか難しいものがありますが、これは慣れでどうにでもなる気がします。そもそもしんどい気持ちになる前に実践するべきことですから、「暗い気持ちになりそうだな」というスイッチが入りそうな予感がしたらすぐにやってみればいいのですね!!
師匠曰く、人生がうまく行く人は「しのごの言わずにとにかくやってみる」ことができる人だそうです。ほとんどの人が頭で考えて、「そんなの気休めだよ」とか「とは言っても」だとかで結局やらない。「知る」と「やる」は全然違う。
さて、最近は仕事の疲れや悩みなのでモチベーションが下がったりしがちです。そんな僕は通勤中に「簡単、楽勝、楽しい」とリズムに合わせて呟きながらテクテク歩いています。そうすると自然と気持ちも上がってくるので、これも師匠が言っている「気分が落ちそうなときは楽しい時にする行動をする」に該当する取り組みだと思います。
気分が落ち込みそうな時は、こんな風にあたかも自分が楽しんでいるかのように振舞うことで心も前向きな状態にしていきたいです。
