僕の師匠は凄腕ヒーラー

自信を持てなかった僕に多大な変化をもたらした凄腕ヒーラーからの最高の教えと個人的な気づきを共有します

「迷惑かける、人に頼る、助けを求める」ができない人へ

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「できない自分が情けない」「人に迷惑かけてはいけない」。真面目で頑張り屋の人ほどそう考えがちです。できない自分はダメだと否定し、人に迷惑かけまいと、しんどくても努力し続けます。

 

けれどそれではいつまでも心が休まりませんし、自分が我慢して頑張り続けているため無意識に「私が頑張ってるんだからあなたも頑張りなさい」と周りに無言の努力を強要してしまいがちです。

 

そして、人に迷惑をかけたり努力不足に思える人を見つけると、「私はこんなに我慢してるのに、なぜあなたは平気でいられるの!?許せない!」と怒りを爆発させます。

 

けれど、人それぞれには得意不得意、できることできないことがあります。そして、できないこと、人に迷惑かけることは悪いことではありません。

 

は?何言ってんの?そんなのあり得!と思われた方も多くいるかもしれませんが、今回はこの「できないこと、迷惑かけること」がなぜ悪いことではないのか、できない自分を許せない場合はどうしたらいいかについて紹介していきましょう。

 

「できない」ということは、「できる」を持っている人に喜びを与えている

 

これまで必死に頑張ってきた人からすると、「できない」「他人に迷惑をかける」という行為は悪く聞こえますが、真実は全くそうではありません。

 

なぜかというと、「できない」人は、「できる」人に、人助けの機会を提供してあげているからです。「できない」人が存在しなければ、「できる」人は、人助けの喜びを感じられません。

 

だから、「できない」人は、「できる」人に喜びを与えているすごい人なんです。そして、「できない」人が助けてもらった時に発する「どうもありがとう」。この一言は、「できる」人にとっての最高の喜びです。そして助けてもらった側は、「助けてくれてありがとう、ありがたいなあ」という幸せな気持ちになります。

 

だから、「できない」人と「できる」人、それぞれが役割を持っていて、両者が存在するからお互いが幸せなんです。

 

真面目で頑張り屋な人ほど、できないこと、迷惑かけることが許せない

 

けれど、真面目な人ほど「できない自分、他人に迷惑をかける自分が許せない」という感情に苛まれると思います。実際僕もそのタイプの人間でしたからその気持ちは痛いくらいわかります。

 

「どうしても許せない」という感情が湧いてきてしまう裏側には、心の奥底に「できなくて迷惑かけたら人に嫌われる」「できなかったら呆れられて人が離れていく」「できなかったら馬鹿にされる」などの恐れが潜んでいます。一言で表現すれば、「人から嫌われるのが怖い」という恐れです。

 

恐れを手放す方法。「●●してもいい」

 

この恐れを手放すためのお勧めの方法は、「●●してもいい」と口に出して言うことです。

 

「嫌われてもいい」「迷惑かけてもいい」「馬鹿だと呆れられてもいい」、そう口に出すことで、今ままでこうしなきゃ!こうでなきゃダメだ!とギュッと堅く握りしめていた価値観がフッと緩み、気持ちが楽になります。

 

けれど、「●●してもいい」と言葉に出すと、人によっては涙が溢れてくるかもしれません、言葉に出していうのが怖くて躊躇うかもしれません。けれどもそれは、あなたの心を開放するキーワードを見つけたということです。

 

「これ、絶対口に出したくない、無理だわ」と思う言葉がキーワードです。「愛されてもいい」「馬鹿にされてもいい」「嫌われてもいい」。キーワードは人それぞれだと思いますが、効果がありますので本当におすすめです。

 

言葉に出したら現実化するから怖い!と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、「〜しちゃだめだ!絶対に嫌だ!」と不安を握りしめていると現実化へとつながるので、声に出すことで握りしめていた不安を緩めることが大事です。

 

「●●してもいい」と言い続けているとどうなるか

 

この「●●でもいい」メソッドを繰り返ししていると、今まで「怖くて絶対にできない!やってはいけない!」と思っていた行為への恐怖心が段々と薄れて、不思議と「●●してもいいや」と思えるようになってきます。

 

そしてそれを実際にやってみると、例えば、「なーんだ、やっても全然大丈夫じゃないか」とわかります。

 

その体験をしてしまったあなたは、もう既にできなくてもいい、迷惑かけてもいい、こんな自分でもいい、と昔の自分よりも今の自分をずっとずっと愛せるようになっていると気づくことになり、心が軽くなっていることは間違いありません。

 

まとめ

さて、今回は「できないこと、迷惑かけること」をテーマに話を展開してきました。要点を整理すると、

 

・「できない」人は、「できる」人へ喜びを与えている

・「できないこと、迷惑かけることが許せない」という気持ちの根底には、人に嫌われたくないという恐れがある

・心底口に出したくない「〜してもいい」を繰り返し唱えれば、恐くてギュッと握りしめていた価値観が緩んで気持ちが楽になる

・怖くてできなかったことをやってみると「あれ?全然大丈夫やん」と気づいて人生が開ける

 

ということでした。魔法のキーワード「〜してもいい」ぜひ、あなただけの言葉を見つけて使ってみてくださいね。

嫌われてるし怒られるししんどいし、この人苦手...それ勘違いです!

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この人絶対私のこと嫌ってる...、この人すごく怒ってる...、この人に絶対怒られる...そんな風に不安やしんどい気持ちでいっぱいになることってありますよね。特に仕事では色んな人と接するので、そんな感情が出てくる場面も多いと思います。

 

僕にもそんな経験がたくさんあり、嫌だなあ、しんどいな、怖いな、と繰り返しそうした感情に悩まされてきました。けれどそうした負の感情は、結論から言うと幻想、勘違いであり、そんな幻想から目覚められる簡単な方法があります。

 

そこで今回は、負の感情をテーマにそれがどこからきていてどんな対処法があるのかについてお話しししていきましょう。

 

不安やしんどいという気持ちは思考からやってくる

 

「絶対嫌われてる」「この人絶対怒ってる」「あの人に絶対怒られる」。例えばそんな不安に襲われた時、どうしようもなくパニックになる人も多いかもしれません。けれど落ち着いて一歩引いてみると、それはあなたの頭の中だけで起こっていることであって実際には起きてはいません。

 

例えば、怒っているように見える相手に「怒ってます?」と尋ねてみたらわかりますが、「ええ!?怒ってないよ」という返事が返ってきます。「私のこと嫌ってますか?」と尋ねたら、「ええ!?嫌ってませんよ、なんで?」という返事が返ってきます。

 

何が言いたいかというと、相手に対する不安というものは、全てあなたが勝手に「この人はこういう人だ」と決めつけて、そこから勝手に想像してあなたの頭の中だけで起こっているだけのことだ、ということです。

 

そんなバカな!と思うかもしれませんが、実際そうなんです。人の思い込みというのはなかなか厄介です。一つ例をあげてみますね。

 

例えば、彼氏は私のことが好きじゃない!と強く信じている人がいたとしましょう。不安から「私のこと嫌いだよね?」と彼に確認をして、彼から「嫌ってないよ」と返事がくると、そんなの嘘だ!だってこれこれこうだから絶対嫌ってるでしょ!と主張します。

 

それから彼が「本当に嫌ってないよ」と答えても、本人はまだまだ信じられませんから、これこれこうだから絶対嫌ってるでしょ!!と、自分が嫌われている理由を並べ立てて正当性を主張します。

 

いくら彼が否定してもそれを信じようとしませんから、結局彼が「あー、もうそういうことでいいよ」と面倒くさくなって回答するまで自分の主張を譲りません。

 

そして最後に、「ほら!やっぱり私は嫌われてるんだ!」。

 

説明が長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、結局人は自分の信じたいものを信じているということです。実際がどうであれ、自分の信じていることが、自分に見える世界であり、自分にとっての真実になるということです。

 

思考や思い込みから来る不安やしんどいという気持ちを解消するにはどうしたらいいか?

 

先ほど、不安はあなたの頭の中だけで起こっていることであり、幻想である、という話をしました。

 

頭の中で何度も繰り返される思考から発生している、思い込み、この人はこういう人だという決めつけ。それらはいくら頭で考えてもどうしても間違っているようには思えません。考えれば考えるほど、苦しくなっていきます。

 

それでは、不安やしんどさを手放して楽になるのはどうしたら良いのでしょうか?簡単です。

 

「これって本当か?」って単に疑えばいいんです。

 

は???と思われた方も多いでしょうが、これは決して気休めではありません。

 

あの人に嫌われてるって思ってるけどこれって本当か?この人怒ってる気がするけどこれって本当か?自分はダメだと思ってるけどこれって本当か?

 

そんなふうに、自分の知覚がそもそも間違ってるんじゃないか?と、単に疑えばいいんです。疑うことで一瞬思考が止まります。大事なことなので繰り返しますが、現実には何も起こっていないので、思考が止まれば楽になれます。

 

思考を働かせるから辛い、怖い、不安、しんどい、そんな気持ちが湧いてくるんです。疑ったらもう、そのことについては考えないようにします。考え始めたらまた負のループに突入です。

 

ただ、本当にどうしようもなく辛い時、感情に飲み込まれてしまっている時には、疑うなんていうのは無理な話ですし、それはとてもよくわかります。そんな状況下で疑えば、逆にさらにしんどくなっていきます。

 

そんな時には疑わず、まずはその感情を吐き出すことがおすすめです。紙に書くのでも良し、思いっきり泣くのでもよし、枕をバンバン叩きつけるのもよし、枕に顔を埋めて思いっきり叫ぶのでも良しです。感情を発散することで落ち着いた気持ちを取り戻せますから。

 

そしてまたふと、しんどい気持ちや不安が上がってきた時には、「これって本当か?」と疑ってみてください。疑った後は、思考で追わないでください。これで完了です。

 

まとめ

 

さて、今回は負の感情をテーマに、それがどこからきていてどんな効果的な対処法があるのかのについてお話ししてきました。

 

・負の感情は思考によって生じている

・人は、この人はこういう人だと決めつけて相手を見ている

・負の感情を手放すには、「これって本当か?」と疑えばいい

・感情に飲み込まれてどうしようもない時は、発散して楽になると良い

 

ということが大事なポイントでした。

あの人は私を嫌っている、あの人は怒っている、それはあなたの知覚が間違っていただけなんです。あなたは嫌われてもいないし、怒られてもいない、全部あなたの頭の中で起こっていただけなんです。

 

負の感情を疑ってみることで、心穏やかに過ごせる時間を増やしていけたら最高ですよね。

江頭2:50から紐解く!人の心を惹きつける魅力的な人物の共通点

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不思議な魅力の持ち主で、周りから応援される人、愛される人っていますよね。なんかよくわからないけど自然に周りが笑顔になる、一緒にいると落ち着く、雰囲気が明るくなる、そんな人物には誰もが出会ったことがきっとあると思います。

 

そんな魅力的な人にはたくさんの共通点があるな〜と、最近要チェックしているYouTuberの動画を見ていてふと思いました。そのYouTuberというのは、江頭2:50さん(以下、エガちゃん)なのですが、彼はなんと、好きなYouTuberランキング2年連続第1位(2連覇)をつい数日前に達成しました。

 

個人的には、この2連覇という快挙に驚くというより、「やっぱりな」という気持ちが強い感じです。そこで今回は、エガちゃんという人物を切り口に、魅力的な人に共通する要素について自由に話を展開していきたいと思います。

 

素敵な人間性は隠しきれない

 

まず、テレビで見かけるエガちゃんの第一印象といえば、突然女性に抱きついたり、キスをしたり、全裸になったりと、まさに「やりすぎ」「過激」「下品」そんなイメージを抱く人が結構多いかもしれません。

 

けれど、繰り返し彼が登場するコンテンツを見ているとはっきりと「キャラを作っている」ということが見えてきます。こんなことを言ったら本人には「営業妨害だ〜!!やめろ〜!」と確実に怒られそうですが。。汗

 

そしてそうしたキャラの背景には、彼の仕事に対するひたむきさや真剣さ、視聴者を喜ばせるため、という純粋な思想が見え隠れしてきます。

 

エガちゃんが投稿するYouTube(エガちゃんねる)を見ていると、随所随所から彼のそうした思想や姿勢、彼の素晴らしい人間性が垣間見えるのですが、彼の魅力的なところを簡単に列挙してみると、

 

・いつも目の前のことに本当に全力

・裏表がない

・一人でも笑ってくれる人がいればいいと思って本気で役作りに徹している

・謙虚

・素直

・嘘をつかない

・挨拶を大事にする

・誰に対してもいつも同じ態度

・ありのままの自分を出している

・他人に謙らない

・他人に対する思いやりに溢れている

・喜んで人のためにお金を使う

・周りの人を楽しませようとする心に満ちている

・自然と喜びや感謝の気持ちを他人に伝えている

・他人を応援する

・純粋

 

などなど、があげられます。

 

震災が起こってすぐに消費者金融で数十万を借金したお金で物資を購入して友達のツテでトラックで被災地へと運ぶ、食べたモスバーガーが美味しかったからお客様相談室に感謝の電話を入れる、テレビ業界から干されてしまった芸人さんがオープンしたお店に真っ先に行く、など、エガちゃんは自然とそういうことをしてしまう人間なんですよね。

 

自然と人が集まる魅力的な人の共通点

 

具体的な魅力をあげてきましたが、エガちゃんのような多くの人の心を惹きつけ、応援される、そんな魅力的な人に共通しているのは、一言で言えば、「愛」をベースにした思想の持ち主かどうか、ということだと思います。もちろん様々な意見があるかと思いますが、僕はこのように考えています。

 

「愛」がベースにあるから、人のために頑張るし、思いやりを持てるし、喜ばせようとするし、謙虚な姿勢でいられるし、虚勢を張る必要がないし、人に優しくするし、自分に正直でいられるんだと思います。

 

そういう人はやっぱり人の心を動かし、自然と人を惹きつけます。「愛」がベースにあるかどうか、これがポイントなんだと僕は考えます。

 

世の中に対して自分から自己開示していくことでファンができていく

 

現在は、SNSによって誰もが情報発信でき、個人と個人が簡単に繋がれる時代です。だからこそ、エガちゃんのような「愛」ベースで行動し、自分からどんどんコンテンツを発信をしている人は、コンテンツを見た人の心を掴み、ファンができ、ファンがこれ面白いよ!ぜひ見てみて!とシェアして、応援の渦、楽しみの渦がどんどんと大きくなっていきます。

 

エガちゃんが達成した、好きなYouTuberランキング2連覇、チャンネル登録者数287万人(2022年3月3日 現在)という事実がそれを物語っています。

 

この人が好きだからこの人を応援したい、この人の考え方に共感できるから好き。自分から情報発信をしていくことで、ありのままの自分を自己開示をしていくことで、そうした素の自分を受け入れてくれる人、好きになってくれる人、応援してくれる人とつながることができます。それは本当に幸せなことだと思います。

 

最後に

 

本当に素晴らしい世の中になりました。だからこそ、最近僕はずっと躊躇していた顔出しをブログやSNSでし始め、恥ずかしい話も悪い話も、全部全部公開することにしちゃいました。

 

誰かの役に立てるのは本当に嬉しいです。好きなことをしてそれで誰かに「ありがとう」って喜んでもらえたら最高です。逆に自分が「ありがとう」って気持ちでいっぱいになります。そのスタートが、世の中への自己開示なんだと思います。

 

エガちゃんの生き様をお手本にしながら、僕も日々、こうしたブログやSNSを通じて自己開示を続けていきます。僕の書いた文章を最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

他人と仕事をする上で絶対に配慮したい4つの大事なこと

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人と一緒に仕事をしていると様々な感情が湧いてきますよね。悲しい、嬉しい、しんどい、などなど。仕事が人と人との関わりで成り立っている以上、他人への配慮は絶対に必要です。

 

僕は最近、新規事業の立ち上げを任され、普段一緒に仕事をしなかったメンバーと仕事をする機会が出てきました。従来仕事を依頼される側として動くことが多かったのですが、逆に今では目標と進むべき方向を示し、メンバーが迷わず走り続けられるよう、常に配慮する必要に迫られています。

 

今まで色んな人と一緒に仕事をしてきたのですが、何度も大失敗や痛い目を見て、他人と一緒に仕事をする上で本当に大切だと思うポイントが確立されてきました。

 

そこで今回は、他人と仕事をする上で絶対に配慮したい大事なことについてお話ししていきましょう。

 

相手に敬意を払い感謝の気持ちを伝える

まずはこれが一番重要だと思います。よく忘れてしまいがちですが、一緒にプロジェクトを進めてくれること、業務を遂行してくれることは当たり前ではありません。ですから、目標達成だけを重視して、日々正論を振りかざしたり、厳しい態度で接し続けるのでは人は離れていきます。

 

人は自分という存在を大事にされていないと感じた時、本当に悲しい思いをしますし、逆に自分という存在を認められた時、本当に大きな喜びを感じるものです。ですから、相手に対する敬意と感謝を伝えることが大事なんです。

 

過去に僕自身、一生懸命やったにも関わらず、何のフィードバックも事後報告もなく、悲しいと感じる場面を何度も体験してきました。関わったプロジェクトの進捗や結果報告がなかったりすると、関わったメンバーは、自分が道具のようにぞんざいに扱われたように感じてとても悲しくなるものです。

 

ですから、普段から敬意と感謝の気持ちを伝える必要があります。

 

依頼された側が迷わないように依頼内容は文字化する

この配慮はできてない人が結構多いかもしれませんが、非常に大事なことです。依頼されたタスクの進め方や目的、ゴールがわからず、苦しんだ経験がある人はきっと多いことでしょう。

 

そんな時、自己肯定感の低い人だと「自分は仕事ができない、理解力が低い」と落ち込みがちですが(昔の僕も実際そうでしたし、叱られ続けて自尊心はズタボロでした 泣)、これは完全に仕事を依頼する側の問題です。

 

成果物や目的、具体的な進め方を明示しなければ、依頼された方は超優秀な人物でない限り期待通りに仕事は進みません。

 

そしてこれも非常に重要なことですが、どれだけ言葉で伝えたとしても、残念ながら相手には伝わりません。これは真理です。なぜなら、私たちはこれまでしてきた経験も価値観も持ってる知識もそれぞれ異なるからです。

 

そもそもの前提が異なるのですから、どれだけ伝えたと思っても伝わるはずがないのです。ここを勘違いしてはいけなくて、だからこそ私たちは、抜け漏れや認識の齟齬が生まれないように、相手が読み返せてちゃんと理解できるように文字で伝えるという、配慮が必要になります。

 

また、自分の中で理解できてないことは言語化できませんし、言語化して始めて自分の理解不足や依頼の準備不足であることが明確化するメリットもあります。

 

プロジェクトの直近の目標やタスクの目的、位置付けを文字にして頻繁に共有する

また、チームでプロジェクトを進めていくとなると、当然ながら役割分担が必要です。個々が別々のタスクを行い、1つの目標を達成しようとするわけですから、それぞれが共通認識を持つことがとても大事になってきます。

 

前述しましたが、人それぞれ価値観も知識も異なりますから、一度のMTGでは全員が同じレベルで共通理解をすることは絶対にできません。どれだけ丁寧に説明しても相手は理解できないのが普通なんです。その前提で物事を進めなければ、大概失敗します。

 

ですから、情報を受け取る側が、誤解なく、漏れなく、納得できるようにちゃんと文字にして伝えることが本当に重要です。

 

これを日々意識しつつ、頻繁に情報発信をしていけば、各メンバーが目の前のタスクの意味、目的、全体を把握して動けるようになりますから、メンバーが「進め方がわからない」という大きなストレスを抱えたり、作業が無駄になった、なんていう失敗を回避できます。

 

メンバー全員とコミュニケーションを毎日取って信頼関係を築く

そして協力して仕事を進めるために本当に重要になるのは、お互いの信頼関係です。相手に意見を言える、相談できる、本音を言える、チームのために頑張ろうと思える、そうした行動ができるためには信頼関係が必要です。

 

信頼関係を築くには、相手に「この人は自分の存在を認め、尊重し、意見を聞いてくれる人だ」と思ってもらう必要があり、そのためには、毎日顔を見て話すこと、接点を持つことが大事です。

 

ベースになるのはやはり相手に対する感謝と敬意です。日々のメンバーに挨拶をする、会話で相手の意見に耳を傾ける、悩み事を聞く、自己開示をする、そういう小さな行動を積み重ねていった先に、信頼関係ができ、仕事を一緒に楽しく進められる、かつ目標に向かって生産性高く進んでいける強いチームができます。

 

まとめ

さて、今回は他人と一緒に仕事をする上で大事だと思う点をまとめてきました。細かく言えば他にもたくさん大事にしたいことはありますが、今回は、

・相手に敬意を払い感謝の気持ちを伝える

・依頼された側が迷わないように依頼内容は文字化する

・プロジェクトの直近の目標やタスクの目的、位置付けを文字にして頻繁に共有する

・メンバー全員とコミュニケーションを毎日取って信頼関係を築く

というポイントをご紹介してきました。

 

仕事を思うようにできないと「自分はなんでこんなにダメなんだろう」「なんでこんなに能力が低いんだろう」と自分を責めるシーンが出てくると思います。実際に昔の僕もそうで本当に辛い思いをしました。

 

けれど、仕事がうまくいかなくても自分を責める必要なんて一切ありません。依頼側の問題である場合がほとんどです。例え依頼側の問題でなくとも、自分を責める必要なんて一切ないのです。またこの話は別の機会で書きたいと思います。

 

身の回りの人たちに感謝と敬意を払いながら、穏やかな気持ちで毎日仕事をしていきたいですよね。

得しようとすると損する真理。損得勘定で動くことの危険性とは

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誰でも「得したい」って思う時ってありますよね。大幅値引きの商品をショッピング中に見つけてついつい買ってしまう、スーパーの割引商品を目にしてはあれもこれもカゴに入れてしまうなどなど、きっと多くの方が思い当たることでしょう。

 

しかし、この「得したい」「損したくない」という損得感情を起点とする行動は、断言しますが結局のところ損することへと繋がっています。

 

僕自身、今日はそんなことを改めて痛感する出来事があったので、今回は損得勘定で動くとなぜ損してしまうのか?についてお話ししていきます。

 

本屋にせっかくきたから損したくないと思って漫画を借りたら損した件

この投稿をするきっかけになった出来事ですが、先日僕はコンビニに用事があり車で20分かけて(田舎なのでコンビニの数が少ない)移動しました。コンビニで用事を済ませると、「近くに本屋があるから寄ろう」という思いが出てきてプラッと寄ったのですが、残念ながら特に欲しい本が見つかりませんでした。

 

さらに「欲しいものはないけどせっかくきたんだから漫画でも借りてこう」と思考が働き、漫画を10冊借りて家に帰りました。

 

しかし、その漫画は結局一切読まないまま時間が過ぎ、本日返却期限切れであることが発覚して延滞料金を支払う羽目になったのです。これは何気ない出来事ですが、たくさんヒントが詰まっています。

 

どうして損得勘定を起点にした行動が損へとつながるのか?

前述した「欲しいものはないけどせっかくきたんだから漫画を借りてこう」という考えは、「損したくない」という損得勘定によるものです。これが問題でした。

 

どういうことかといえば、損得勘定を起点にした行動というのは、頭で考えた、つまり思考を起点とした行動です。「〜した方が良い」「〜すべきだ」「〜しなければいけない」という類のものが該当しますが、そこに自分の心の声は一切ありません。言ってみれば心の声を無視した行動ですから、思考を起点とした行動では心が満たされません。

 

心が満たされないと、「楽しくない」「ワクワクしない」「しんどい」「もっと欲しい」「足りない」そうした不足の感情が湧いてきます。その結果、心を満たそうとお金を余分に使ってしまったり、買ったけど心がときめかず使わずに終わってしまったりと、結局は浪費になっていきます。

 

例えば、日常のこんな事例も当てはまります。

・Go To Eatキャンペーンに乗じて出かけたけれど、普段使わないお金が余計に出ていった

・直感ではこうだと感じたが「こうすべき」という理性に従って行動したら失敗した

・あまり気乗りしないけど「このチャンスを逃したらもう次はない!」と思って無理やり頑張って失敗する

 

こうした事例に思い当たる人はきっと多いと思います。

 

心の声に従う

一方で心の声というのは、ワクワクする、心がときめく、気持ちがいい、嬉しい、そういうもののことです。「なんとなくしたい」「理由もなくやりたい」「安心する」「ホッとする」「リラックスする」そんな言葉で表現できると思います。

 

心の声に従った行動、つまり心が求めている行動をすれば、当然のことながら心が満ち足りますから、幸福感を感じられて、余分なお金を使うこともありません。

 

よく、「値段を見ずに欲しいと思ったものを買うといいよ」というのは聞きますが、正しくこれは思考(節約すべきだ)よりも自分の心(ワクワク)を優先している事例です。心が満たされますから、他にこれもあれも欲しいなんていう気持ちにはならず、浪費をしませんから結果的に出ていくお金も少なくなります。

 

結局のところ、私たちは自分の心の声に従って生きることが、自分にとっての一番の幸せにつながっていきます。人それぞれ幸せに感じるポイントは異なりますから、他人から見たら全く価値を感じないようなことでも、本人からしたら大金を注ぎ込んででもやりたい、体験したい、そんなケースは当然にあります。

 

まとめ

さて、今回は損得勘定で行動すると失敗する、というテーマで話を展開してきました。

 

得したい、損したくない!そうした感情は誰しもあるものだと思いますので、そもそも損得勘定を起点にした行動であるかどうかを自覚すること自体が難しいかもしれません。

 

損得勘定を起点にした行動から卒業し、心の声を起点に行動する習慣を得るためにお勧めしたいのは、「自分の心の声を聞くことから始めてみる」ことです。これは小さなことから実践できます。

 

例えば、朝起きた時、自分は何を飲みたいのか?水?コーヒー?朝ごはんを食べたいのか?食べたくないのか?そう心に問いかけて、心が求める方を選択するんです。それを毎日続けていきます。

 

ただ、残念なことに長い間思考を起点に生きていると、自分の心の声が聞こえなくなります。実際過去の僕はそうでしたし、そういう方は結構多いかもしれません。でも、日常の中で自分への小さな問いかけを繰り返していくことで、段々と心の声がわかるようになってきます。

 

ビジネスでは思考や理性が優先される現在の社会ですが、いつだって私たちは自分の心の声に素直でありたいですよね。それが必ず自分の幸せへと、周りの幸せへとつながっていきますから。

500万詐欺から約1年。消費者金融300万借金無事に返済終わりました

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人生何が起こるかわからないというのはよく耳にしますが、本当にそうだと思います。ある日いきなり高額の借金を抱えることになるなんて想像つかないですよね。

 

タイトルにも書きましたが、僕は2020年10月に投資詐欺に遭い、500万円を持っていかれました 笑

 

そしてあろうことか、そのうち300万円は消費者金融から借金だったんです。数日借りるだけだから「全然問題ないよねw」という安易な気持ちで借りたのが悪夢を加速させたのでした...爆笑ある日全財産を失い、その上いきなり消費者金融から300万円の借金を抱えることになったんです。。。。

 

1年4ヶ月の借金生活に終止符を打った

しかし昨日、ついに、、、全額返済することができました!!!あーーー、本当に良かった。。詐欺が発覚したのが2020年10月だったので、1年4ヶ月の借金生活でした。。

 

思い返してみれば、詐欺が発覚した直後は「え、、これって現実で起きてることだよね....?えっ、、えっ、、、マジで人生終わった。。。」ぐらいに思い超絶動揺しました。頭がクラクラして立っていられなくなり、思わずその場にしゃがみ込みました(会社のトイレの個室の中で)。

 

昨晩、仕事の後に夕食を終えた僕は、最後の返済を済ませるべく、車で最寄りのセブンイレブン(車で20分)へ向かいました。移動している車中で流していたのは、ポケモン映画『ミューツーの逆襲』のエンディングソング「風といっしょに」。

 

ポケモンが大好きだった子どもの頃の幸せな記憶だったり、借金生活のいろんな思いとかがごちゃ混ぜになって、自然と涙が流れました。

 

借金がある時も既に幸せだった

そして涙と一緒に出てきたのは、「あ、僕ってもともと豊かだったんだ」という気持ちでした。これは決して金銭的に豊かだった、という意味ではなくて、僕が辛い時相談する度にずっと支えてきてくれた師匠の存在、詐欺被害に遭った時に相談に乗ってくれた社長の存在、優しい家族の存在や色々な楽しい思い出、などなど。。

 

借金があった状態でも、そういう豊かさや恩恵を僕は受けていたんだ、そもそも豊かだったんだと気づいたということです。それに気づいて心が温かくなりました。

 

そしてATMでの返済を済ませて思ったのは、「借金を返済したからといって何か生活が変わるわけじゃないんだ」ということです。借金が無くなればずっとずっと幸せで心平穏な日々がやってくるんじゃないか?と考えていたんですが、実際に借金を返済し終わってみると、なんだかそうでもなさそうです。

 

僕は今まで通り、今の会社に勤めながら、今の環境で、今の人との繋がりの中で変わらず生きていくから同じだということです。

 

不足の向きを向いていたから不足を体験していた

詐欺の被害にあった当時を思い返してみると、「僕にはこれがない、あれがない」「こんなんじゃ満足できない」「なんでこんなに給料が低いんだろう」「現状が嫌で嫌で仕方がない」「自分が恥ずかしい」そんな感情ばかりでした。

 

「自分は持ってない」という前提で生きていたからこそ、「無い」という不足の向きを自分が向いていたからこそ、不足を感じさせる現象を実際に体験することになったんだと今ならわかります。

 

借金を返済した今、僕の手元には10万円弱しか貯金がないのですが、でも、もう大丈夫だと思います。なぜなら、自分はもう豊かだと知っているからです。自分はもう根拠もなく大丈夫だと知っているからです。

 

今もう僕の周りには豊かさで溢れています。素晴らしい人間関係に恵まれています。心が求めていた、水が綺麗で自然いっぱいの地域に住めています。場所を問わずに働けています。自分は素晴らしい存在だと知っています。自分を責めたくなるのは単なる思考の癖だと知ることができています。その他諸々。。

 

じゃあ今の生活が最高なのか?

確かに、今の仕事がライフワークか?とか、不労収入があるのか?とか、豊かさの象徴を実現しているような、そんな質問をされたら、それは僕は実現できていません。ですが、今の仕事に不満があるかどうかといえば、正直不満はないように思います。

 

収入がめちゃくちゃ高いかといえばそんなわけはないのですが、自分が根拠なくもらってもいい、受け取ってもいいと、自分に許可を出せているだけの金額がそのまま現実に反映されているだけだと思うので、今の収入が自分が自分にOKを出せる金額なんだと思います。

 

もちろん、もっと収入はあげたいですが、それは日々自分の好きなことをして、楽しい、嬉しい、気持ちいい、心地いい、ホットする、そんな感情になる充足を体験していたら必要な分のお金は勝手に現れてくるんだと思います。なんか知らんけど、この世にはそういう原理があるらしいです。驚くべきことに、それが真理らしいのです。

 

借金があろうがなかろうが、今、幸せを感じることができる

なんだか借金返済とは関係のない話になってしまいましたが、とりあえず全額返済できてホッとしています。いざ返済してみると、嬉しさが込み上げて大爆発&思わずガッツポーズしちゃいました!!!なんていう、ことにはならず、、、正直なんだかあっけなかったような感じがして、「あれ?こんなもんだったの?」みたいな感覚になりました 笑

 

ブログを書いててこれ大事だわ、と思ったのは、「借金があろうが無かろうが、生活は全く変わってない」ということです。それは逆に言えば、借金があろうと無かろうと、幸せを感じられるということです。

 

借金の有無によって異なるのは、頭の中で「借金がある」と考えているのか、「借金がない」と考えているのか、それだけの違いだということです。そして借金の有無による行動の違いは、毎月決まった日に返済に行くかどうかの違いだけだということにつきます。

 

それ以外、なんの違いもありません。まあ、銀行の残高はもちろん変わってきますけど、目の前の現象、起きていることを見れば全く同じです。借金があろうがなかろうが、今この瞬間には何も困ったことが起きていないのです。

 

全部頭の中で色々思考がギャーギャー騒いでいて、やかましく暴れ回って不安を掻き立てているだけだということです。今この瞬間、実際には何も起きてもいないにも関わらずです。つまり幻想だということ。起きてもいないことにあーだこーだ心配して僕らは苦しくなっているだけなんですよね。

 

だから、僕たちはいつだって幸せを感じられます。これは非常に重要なことです。

 

まとめ

さて、今回は借金全額返済完了ということ自体が僕にとっての大きな記念イベント的なことだったのでそこで感じたことや振り返りも兼ねて考えを整理してみました。

 

・僕たちはいつだって幸せを感じられる

・今この瞬間には何も起こってなくて、問題は頭の中にしかない。つまり幻想

・●●が実現したら幸せ、というのは間違っていて、●●が実現していなくても今でも幸せ

 

幸せ(楽しい、嬉しい、気持ちいい、ホッとするなど)の向きを向いていれば幸せの現象がやってきますし、不足(嫌だ、しんどい、悲しい、許せないなど)の向きを向いていれば不足の現象がやってきます。そういうふうになっています。

 

頭のいうこと(実際に起こっていない幻想)に騙されず、幸せの向きを向くことを大事に日々を過ごしていきたいですよね。

自信を持つには?努力も頑張りもなく自己肯定感を高める方法

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自信を持つにはどうしたらいいか?自己肯定感を高めるにはどうしたらいいか?これはかなり重要なテーマだと思います。

 

僕自信、以前はめちゃくちゃ自己肯定感が低く自信を持てない人間でした。なんで自分はこんなにバカなんだろう、なんで自分は何をやってもダメなんだろう。。。どれだけ努力しても、どれだけ頑張っても自分に自信が持てない。

 

だからこそ、自信が持てないことの辛さ、自己肯定感が低いことの辛さは本当によくわかります。そんな自己肯定感がめちゃくちゃ低くて自分が大嫌いだった僕が、素晴らしい人との出会いと取り組みを通じて、一番簡単で効果の出る自信の持ち方をついに見つけました!!!!

 

今回はそのとっておきの方法をご紹介します。

 

自信を持つための最高のアプローチ


早速結論からいきますね!巷にはいろんな方法論が紹介されていますが、どうしても自信を持てない人にとっての最良の方法はズバリこれです。


↓ ↓ ↓


「私は素晴らしい」を口癖にすること、習慣にすること

 

へ??何言ってんのあんた??・・・そんなんで変わるんだったら誰も苦労しないよ。アホいうんじゃないよ。。そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。でも、これが本当に最良で最高の方法なんです。最良で最高の方法はいつだってシンプルなんです。

 

「私は素晴らしい」。これを心の中で言ってもいいですし、声に出していうのでも良いんです。誰でも簡単にできて効果が出る方法がこれなんです。

 

ただ、もともと自己肯定感の低かった人、自信を持てなかった人が「私は素晴らしい」と言い続けようとすると、最初は、思考が「私は素晴らしくない、だって●●だから」と色々と言ってきます。悲しいことに、そんなの信じられない!!っていう気持ちが湧いてくるんですよね。僕も実際そうでした...泣

 

例えば、私は美人じゃないから、私はバカだから、私はだらしないから、私はいつも失敗するから、私は能力が低いから、などなど。これは今の自分が自分に対して勝手に思い込んでいる定義です。

 

でもね、そこに聞く耳を持ってはいけません。◯◯だから私は素晴らしい、こうこうこういう理由で私素晴らしい!とは考えないことが大事なんです。放っておくこと、思考で追わないことが大事なんです。素晴らしいことに理由なんていらないんです。

 

ただ「私は素晴らしいということにしてしまう」ことがめちゃくちゃ肝です。言い換えれば、「私は素晴らしい」と断定してしまうということです。


これは「私は素晴らしい」と思い込もうとするのではありません。素晴らしいと思い込むには、理由が必要になります。なぜなら理由がないと納得できないからです。それをやめるんです。自分が素晴らしいという、根拠探しをしない。


とにかく「私は素晴らしい」を口癖にして言い続ける。そこに理由は一切いりません。でも納得したい?どうしても素晴らしい理由が欲しい?・・・納得しなくてもいいんです。とにかく言い続ければ大丈夫ですから。


そして「私は素晴らしい」と言い続けていたら、どうなるか。。。


知らないうちに思考が、何が素晴らしいんだろう?と無意識のうちに勝手に理由を探すようになります。本当にそうなります。だから普通に生活してても、「私は素晴らしい」の理由を見つけようとするサイクルに入っていきます。


そうすると、「私は素晴らしい」の根拠の部分が段々と視野に入るようになって、実際に知覚できて、体験できるようになっていくんです。

 

そしてその体験を積み重ねていったら、知らないうちに私は本当に素晴らしいんだと心から思えるようになってきます。そして気づいたら自分に自信がついているんです。

 

こうやって身につけた自信は根拠の後ろ盾がないから最強です。逆にいえば根拠の後ろ盾が必要な自信はとても脆くて弱いです。例えば、少しずつ小さな目標を達成して積み重ねていって、その実績をもとに、それを根拠に自分の自信とする!巷でよく聞くアプローチかもしれません。

 

でもこのアプローチにはできる人とできない人がいます。僕はできませんでした。たとえできたとしても、そうやって身につけた自信はすぐに崩れ落ちていきます。なぜならネガティブな理由なんていくらでも後付けできるからです。

 

だから根拠のない自信が最強なんです。

 

そして繰り返しになりますが、自信を持つためには根拠や理由も努力もいりません。


「私は素晴らしい」とただ言い続けたら自信を持てるようになります。「私は素晴らしい」ということにしたらいいんです。そこに理由はいらないんです。とにかく言い続けましょう。


これは、自己啓発のメソッドという類のものではないんです。こうやったらこうなりますよ、という原理の話なんです。だから「私は素晴らしい」を言い続けていたら自信が持てるようになるんです。これが簡単で楽にできる最高の自信の持ち方です。

 

自分のことが大好きだと胸を張って言える人が一人でも増えますように。あなたは絶対自分を好きになれます。

母の言動にイラッ。不要な価値観と思い込みを探ってみた

最近母の言動に対して、イラっとすることがいくつもありました。ムカっとしたり心がザワザワとした時というのは、自己の内面を知ることができる絶好の機会です。そこで今回も母のどんな言動に自分はイラっとして、なぜイラっとしたのか、どんな価値観や心の傷を持っているのかを内観してみました。

 

感情が動くということ

ここで改めて、私たちはどんな時に感情が動くのかを整理しておきます。

 

①自分ルールに反する行動を目の前にした時

まず、イラッとするなどして感情が動いたということは、自分の中にある「〜すべき」「〜しなきゃいけない」という自分ルールに反する何らかの行動を目の前の相手がしたということです。これは過去に「●●」という事をした結果、他人から責められたり、恥ずかしい思いをしたり、悲しい思いをして「●●をしてはいけない」「●●をしたら酷い目に遭う」と自分を守るために独自に自分が作り身につけた「自分ルール」から、外れた行為を相手がしたということです。

 

「自分ルール」に反する行動を目にすると、「私もあなたみたいに振る舞いたいのに!あなただけそんなことをしてずるい!許せない!」という感情が無意識に心の中で暴れだします。

 

②「自分にはない」と思っていて、もらえなかった、奪われたと感じた時

 

次に、私たちの感情が動くとき「自分にはそれが無い」と思っています。例えば、「自分にはお金がない」「自分には時間がない」「自分には能力がない」「自分には魅力がない」「自分には愛情がない」「自分には存在価値がない」などなど。

 

そんなふうに心の底で「私にはない、ない」と思っているからこそ、経済的に豊かな人を見て妬む気持ちが出てきたり、待たされてイラッとしたり、能力の高い人を妬んだり、褒められる人を見て卑屈になったり、期待していたように認められたり愛情表現をもらえなくて悲しんだり、イラッとするわけです。

 

これは子ども時代の体験で、親からもらえなかったこと、周りからもらえなかったこと、をきっかけに、「ああ、自分にはないんだ」と思い込むようになります。

例えば、

・褒めて欲しかったのに褒めてもらえなかった→自分には魅力がない

・精一杯頑張って認めてもらいたかったのに認めてもらえなかった→自分には能力がない

などなど。そんなふうに思い込んでしまうわけです。

 

 

ここまで整理してきたように、感情が動いた場面というのは、「自分がどんな自分ルールを持っているのか」「自分が何を "ない" と思っているのか」に気づく大きなチャンスになります。

 

「自分ルール」や「"ない"という思い込み」は、僕らが日常で感じる生きづらさに直結していて、だからこそ日々感情が動いた時に内観することで感情が動いた原因を探り、いらない価値観や思い込みを手放す作業が心穏やかに生きるためにはとても重要になってきます。

 

イラっとした母の言動

 

ここからは、具体的に自分が最近イラッとした母の行動を思いつくだけ書き出してみます。他人から見たら、「え!?そんなこといちいち気にしてるの!?」と笑われるかもしれません 笑

 

<イラッとした母の言動>

・毎朝やりたくてやっているランニングに出かけようとしていたら「今日は暑いからランニング行かないよね?」と母が言ってきた

 

・夏の快晴のお昼時に「山登りに行ってくるわ」と伝えると「暑いからやめた方がいい」と母が言ってきた

 

・母がノックも無しにいきなり部屋に入ってきてゴミ箱のゴミを勝手に回収していった

 

・お金を稼ぐのがいかに大変なことであり、必死に頑張らずお金をもらうということがどれだけ非現実的であるかを感情を乗せて母が語ってきた

 

・死んだ祖母(配偶者の父)にどれだけ酷い言動を受けて我慢してきたかを感情を乗せて、感情に飲み込まれた状態で母が語ってきた

 

・「祖母に対するイライラはどう解決すればいいの?」という母の質問に対して、アドバイスをしたところ、母が「でも」だとか「それはできない」とか、できない理由を並べてきた

 

・公務員が退職金をたくさんもらう(いくらもらうかは知らない)ことに対して、母が妬みの感情をあらわにして、嫌だ、腹が立つと語り始めた

 

・テレビを見たり父との会話中に、母が「お金があるからできるんや」とか「お金持ちは違う」とか、お金に余裕のある人を妬みひがむ発言をした

 

と、ざっとこんな感じになりました。結構たくさんあったんだな...笑

 

母の言動に対してどう勝手に感じて反応した?反応したのはどんな価値観を持っている?何を "ない" と思い込んでいる?

 

次は書き出したこれらの出来事に対して、僕がどのように感じたのか、それはどんな価値観を持っているから反応したのか?何を"ない"と思っているから反応したのか?を整理してみます。

 

■やりたいからやろうとしていることに対して「やめた方がいい」という発言は、子どもの可能性を奪う言葉に勝手に感じた。親が子どもをコントロールしようとしている発言だと勝手に感じた。

→「他人に意見を押し付けるべきではない、コントロールしようとすべきではない」という価値観がある

 

■自分がしたアドバイス聞く耳を持たない母の姿を見て、他人の意見はまず受け止めるべきだと腹が立った、自分の考えを軽視されている、自分のことを大事にされてないように勝手に感じて悲しくなった。

→「人の意見にはちゃんと耳を傾けて聞くべきだ、まず受け止めるべきだ」という価値観

→「自分は大事にされる存在でない」という思い込み

 

■「お金は労働の対価だ」「お金を稼ぐのは大変で苦しいことだ」「お金持ちを妬む姿」という母の考えや姿勢が、自分の心の奥にあるものと無意識に重なったと共に「自分にはお金が "ない" 」という思い込みが揺さぶられてイラっとしてしまった。

→「お金は労働の対価だ、お金を稼ぐのは大変で苦しいことだ」という価値観

「自分にはお金が "ない" 」という思い込み

 

■感情に飲み込まれて自分を見失って他人にひたすら愚痴を語る母の姿がとても不快に思えて腹立たしく感じた

→「感情に飲み込まれて自分を見失い愚痴を語ってはいけない」という価値観

 

これらの価値観はどんな原体験から身につけたものなのか?

 

さて、次はここまで書き出してきた、価値観や思い込みを自分がどこで拾ってきたものなのかを整理していきたいと思います。

 

「他人に意見を押し付けるべきではない、コントロールしようとすべきではない」という価値観

これは、小・中学とやっていた野球から来ているように思います。うまくいかない素振りの仕方を大人から教えられ(実際間違った素振り方法でした)、明らかにおかしいと思いながらもその指示に従って嫌嫌そのやり方で素振りをしていた。

 

当時は本当に苦しかった。他人から何かを指図されたり、意見を押し付けられたり、コントロールされそうになる度に、当時の苦しかった体験が反応して感情が動いていると思われます。

 

「人の意見にはちゃんと耳を傾けて聞くべきだ、まず受け止めるべきだ」という価値観

この価値観はどこから拾ってきたものなのかはまだ原因らしきものは思い出せないのですが、「嫌われたくない」という思いが根っこにあるのは間違いありません。 小学生の頃、ディベートの授業があって、相手の意見を否定したらそれで嫌な顔をされた、または険悪な雰囲気になった、みたいなことがあったようななかったような気がします。ひょっとしたらこうしたことが原体験になっているかもしれません。

 

「自分は大事にされる存在でない」という思い込み

この思い込みは、小学生の頃のいろんな体験から来ているようです。いつもニコニコしていて気も強い方ではなかった僕は、友達から揶揄われたり、いじめに近い扱いをされていました。中学では周りから馬鹿にされたり、懸命にやった努力が実らなくてまた友達に馬鹿にされて、「自分は無能で存在価値がない人間だ」と思い込みました。

 

そうした体験から、こんな卑屈な思い込みを拾ってしまったんだと思います。

 

「お金は労働の対価だ、お金を稼ぐのは大変で苦しいことだ」という価値観

この価値観は、明らかに母親から引き継いだものです。母親は昔から「お金は簡単には手に入らないよ」「お金を稼ぐのは大変なことだよ」「働き始めたらわかるよ」と僕に言ってきました。

 

そんな母の元で育ったのですから、当然僕にもその価値観が入ってきます。さらに新卒入社した会社ではひたすら「お前は今日いくら稼いだ?」「自分が稼いだ分しかもらえないのは当然」と叩き込まれてきました。今はわかりますが、この価値観は豊かさとはかけ離れた考え方です。

 

 「自分にはお金が "ない" 」という思い込み

 この思い込みはどこからきたのかわかりませんが、この思い込みがある限り僕は経済的に豊かになれません。なぜなら「自分にはお金がない」と内側で思っているのですから、それがそのまま現実に投影されて「お金がない」という現実がやってきます。

 

「これも払えた」「あれも買えた」「こんなに人のためにお金を使えた」お金を使うたびにそんな風に意識を向け続けて「自分にはお金があるんだ」と内面を変えられるように、日々過ごしていきたいと思います。

 

「感情に飲み込まれて自分を見失って愚痴を語ってはいけない」という価値観

この価値観の原体験もはっきりとはわからないのですが、わかることは、小学六年生の時点では持っていた価値観だということです。というのは、当時僕は熱心に囲碁の勉強をしていたのですが、勉強をしている度に、母親が祖母の問題のことで感情に飲み込まれひたすら父に愚痴を語る声が頻繁に聞こえてきて、子供ながらに「絶対こんな大人にはならない」と憤りを感じていました。

 

「他人に対する怒りに飲み込まれる=大切な自分の時間を、嫌いな人に奪われている」と当時から考えていたので、大人でそうした状態になっていることが情けない、という感情を持っていたのでした。

 

 

と、論点が定まらない感じになって長くなってしまったのですが、こうした価値観や思い込みは幼少期の様々な体験から来ているものであり、僕が生まれた時から持っているものでは決してなく、後から身につけたもの、つまり本来の自分のものではないということがはっきりしました。

 

今後の取り組みとまとめ

 

いらない価値観や思い込みはどんどん手放していけば良いです。僕が現時点で本当にいらないなと心から思えるのは「自分を卑下する思い込み」と「お金が”ない”という思い込み」です。これらの思い込みを手放していくためには、次の行動が効果的なのかなと、ここまで書いてきながら考えました。

 

・お金を使うたびに「これも払えた」「あれも買えた」「こんなに人のためにお金を使えた」と意識しながらお金を使う。出し惜しみせず、自分が本当に欲しいものを買うことによって、「なんだ、自分にはお金があるんだ」という証拠集めをしていく。その先に内面が「お金が”ない”」から「お金が"ある"」へと変わる。

 

・仕事を頑張らず、サボったり、好きな仕事だけしたり、人に頼って迷惑かけて助けてもらうことで「仕事は労働の対価じゃないんだ」「苦しい思いをしなくてもお金をもらっていいんだ」という価値観へと変えていく

 

・引き続き毎日の習慣である「いるだけで価値がある」「自分は素晴らしい存在だ」とぶつぶつ呟き続ける行為を実践することで、自分が認める自分の存在価値を高める。そうすることで「自分は大事にされる存在だ」という内面を構築していく。

 

これらの行動を実践することにより、もっと心穏やかで豊かな生活を手に入れていきたいです。

お金に対する不安はどこからきているのか。内観その2

お金に対する不安、それは多くの人が抱えるものだと思います。最近僕の中にもそんな不安が出てきたので、果たしてなぜ「お金が欲しい」「お金がないと不安」だと思っているのか内観してみることにしました。

 

そもそもなんで自分はお金が欲しいんだろう?

以前こちらのブログにも書きましたが、自分はお金に対して以下の不安や怖れを抱いていて、それは自分の存在価値に対する自信の不足からきているものでした。

sugoudehealer.hatenablog.com

・稼ぐ力がないと、男として魅力が自分には不足しているように感じてしまう

・今抱えている借金を早く返済したい

・稼ぐ力のない男に女性は魅力を感じず、振り向いてくれないような気がして焦る

・稼ぐ力がないと女性を喜ばせてあげられないような気がしてしまう

・お金があると自分はすごい男なんだと自信が湧いてくる。逆にお金がないと、大したことない男だとそんな気がしてくる

 

こうした不安や怖れが自分の中にあるわけですが、「お金がないと女性に好きになってもらえない」というは真実ではありません。もちろん、稼ぐ力のある男性に女性が魅力を感じる、というのは事実だと思いますが、「稼ぐ力」というのは、女性に好きになってもらうための必要条件ではないはずです。

 

この不安や怖れはどんな体験からきているのか?

 

さて、自分の中にあるこれらの不安や怖れはどこから拾ったものなのかを考えてみたところ以下の内容が上がってきました。

 

女性から魅力的に見てもらえない、喜ばせられない→→「すごい」と言ってもらえない(ような気がする)。「すごい」と言ってもらえないことが悲しい。

→これは母さんから「すごいやーん」と言ってもらいたかった、子ども自体の体験からきているのではないか。子どもの頃、お母さんから「すごいやーん」と褒められるのがとっても嬉しかった。お母さんの喜ぶ顔が見たくて、言われる度にとっても嬉しくて、子供の頃は一生懸命何かを頑張ってきたように思う。

 

そして、逆に「すごい」と言われないことは、母さんを喜ばせられない、自分に価値がないからだ、魅力がないからだと勝手に思い混んできた。その時の心の癖が今でも残っていて、僕は他人から「すごい」と言われたくて頑張ってしまうのではないか。

 

そんな結論に至りました。

 

実際、母さんに「子育ての時に何か気をつけてた?」と聞くと、「たくさん褒めるようにしてた。母さんは子どもの時怒られてばかりでそれがすごく嫌だったから、子どもにはたくさん褒めてあげるようにしてた」という返事が返ってきたのでした。

 

さらに、子ども時代を思い出してみると、今でもそうですが、お母さんは「お父さんに稼いでもらわないといけないからね」とよく言っています。

 

この母の発言を聞いて、子どもながらに僕は「男は女性を養わないといけない」「男は稼がないといけない」そんなふうに考えるようになったのではないかと思うのです。

 

自分より稼いでいる女性に会うと自分が情けなく感じる

前々から感じていたのですが、自分より稼いでいる女性を目の前にすると、僕はなんだかすごく情けない気持ちになるというか、卑屈な気持ちになるところがあります。

 

この心の反応は、これまでまとめてきた体験を踏まえると納得がいきます。自分より稼いでいる女性に対しては、そんな女性からは、自分は「すごい」と言ってもらえない、喜ぶ顔が見られない、魅力を感じてもらえない、そんな風に心の奥で感じていたからこそ、卑屈な気持ちになっていたというわけです。

 

まとめ

 

今回の内観によって、「お金が欲しい」という欲求が「すごいと言われることで女性に喜んでもらいたい。そこには母親の笑顔が見たい、という子ども時代の体験が投影されている」ということがわかりました。

 

今僕が抱えているお金に対する怖れ、不安を手放すには以下の言葉を呟いてみるのがいいのかもしれません。他に最適な言葉があるかもしれませんが、今思いつくのは次の2つです。

・「すごい」って言われなくてもいい

・女性を笑顔にできなくてもいい 

 

これらの言葉を言うのは、結構心理的に辛いものがあります。

 

そして、1年以上「俺はすごい、どうせ愛されてるし」と呟き続けてきた僕が、このタイミングで「すごいって言われなくてもいい」と言葉を発することがキー(心理的に抵抗がある言葉)になった、ということ自体にもなんだか感慨深さを感じます。

 

なぜなら、昔の自分だったら「うん、やっぱり僕はすごくないよね」と何の疑問も抱かなかったはずだからです。「俺はすごい、どうせ愛されてるし」と呟き続けたことによって内面がガラッと変わったことを実感しています。 

 

今僕が抱えているお金に対する怖れ、不安を手放すことができたら、自分の存在価値に対する評価がグッと上がるので、自然と収入が上がる、なんていうことがきっと起きるんだと思います。

「仕事が嫌」で終わらせず、「仕事の●●が嫌」と掘り下げ内観しよう

仕事に対して気分が乗らない経験は誰にでもあるものだと思います。「私なんか毎日です!」という声が至るところから聞こえてきそうですが、冷静に考えてみれば、最初は「自分がここで働きたい」と思って自分で選択して今の職場にいるというのは間違いありません。

 

人それぞれに様々な事情があるかとは思いますが、今の職場で働くことを選んだのは他ならぬ自分自身ですし、もし嫌で嫌で仕方がないなら転職すればいいだけの話です。けれども転職する手間だったり、給料のことだったり、そうしたことを考慮した上で今の職場に止まっているわけです。

 

そうした自分の選択で選んだ職場にも関わらず、どうして気分が乗らないのか、冷静に考えてみれば不思議な話かもしれません。最近は仕事をしていて「しんどい」と感じることが増えてきたように思うので、その正体を探るために内面を整理していくことにします。

 

億劫に思っているモノの正体を探る

 

自分は一体何を億劫に感じているのだろう、何を嫌に感じているんだろう、それを漠然とさせたままにしておくのではなく、正体を突き止めることがとても大切です。なぜなら正体を突き止めれば、大抵「自分の心の癖で反応しているんだな」ということが見えてきて対処方法がわかるからです。

 

内面を細かく見ていくと、自分は「仕事」が嫌なのではなくて仕事の中で発生する「●●」が嫌なんだ、ということがわかってきます。早速自分が億劫に感じていることを書き出してみます。

 

<自分が億劫に感じていること>

①忙しくて後手後手に回っているタスクがあり、それが原因でお客さんに怒られてしまいそうな気がして億劫だ

 

②やらなければいけないことがたくさんあって、いつまでも終わらないような感じと毎日残業しないといけない気がしていて億劫だ

 

③知識がなくてお客さんからの質問に答えられない時、プロとして失格であるかのような、自分がすごく情けないような気持ちになってしまって苦しくなる

 

④あるお客様のこれまでの立ち振る舞いから「少しのミスも許さない」「見逃さない」のような粗探しのスタンスで接しられているかのような気がしていて、接するのがしんどい

 

⑤お客様とのmtgで、自分が仕切りをしないサポート的な立場になった途端、お客さんの言葉が途端に耳に入ってこなくて打ち合わせ中ずっと理解できなくなるのがとてもしんどい

 

と、書き出してみると、やはり僕は「仕事」が嫌なのではなくて、仕事の中で出てくる様々な出来事に対して、勝手に反応して自分の感情を勝手に動かしているだけ、ということが見えてきました。仕事自体が嫌いなわけではありません。

 

考えられる対処法

 

さて、ここからは対処法を整理していきましょう。書き出した①〜⑤について順に見ていきます。

 

①忙しくて後手後手に回っているタスクがあり、それが原因でお客さんに怒られてしまいそうな気がして億劫だ

→これは「怒られてもいい」と呟いてみることで解決できそうな気がします。今の自分は、怒られて嫌われたくないから、それが怖くて心臓がバクバクしてヤバイヤバイとなっているわけです。

 

「嫌われてもいい」と呟き続けて「あ、嫌われても大丈夫なんだ」と思えたならば、タスクが後手後手に回っていたとしても何とも思いませんから、億劫な気分からは卒業できるはずです。

 

②やらなければいけないことがたくさんあって、いつまでも終わらないような感じと毎日残業しないといけない気がしていて億劫だ

→この解決策は、もうシンプルです。それは、僕が「残業しない」。以上終わり!って感じですね。

 

僕の場合は、「残業しないと他人に迷惑がかかる気がする」「頑張らないと罪悪感が出てくる」「残業しないと誰かから責められる気がする」というそんな怖れから「毎日残業しないといけない」と感じているだけですから、「残業しない」生活を続けて、「あ、残業しなくても大丈夫なんだ」と心で体感してみるのが解決策であるはずです。

 

これは前職で毎日罵声や人間性を否定される対応を受けた体験で身につけてしまった怖れです。

 

③知識がなくてお客さんからの質問に答えられない時、プロとして失格であるかのような、自分がすごく情けないような気持ちになってしまって苦しくなる

→この状態は、例えお客様が何とも思っていなくても、自分が答えられなかった自分を勝手に責めている、というものであることが見えてきます。

 

解決策は、「期待に応えられなくていい」だとか「残念がられてもいい」とか「カッコ悪くてダサくてもいい」「情けなくていい」「役立たずでもいい」という言葉を呟くことでしょうか。お客さんの役に立たないといけない、しっかり対応しないといけない、という強烈な価値観が自分の中にあるからこそ、質問に答えられなかった時に、苦しくなっていることは間違いありません。

 

この心の癖を外すことができれば、スッと心が楽になるはずです。

 

④あるお客様のこれまでの立ち振る舞いから、「少しのミスも許さない」「見逃さない」のような粗探しのスタンスで接しられているかのような気がしていて、接するのがしんどい

→これは、自分の中に言えずに溜め込んでいる気持ちがたくさん溜まっているように思います。怖くても自分の本音をお客さんに伝えること。それで相当内面が癒されるように思います。何と伝えれば良いのでしょうか。

 

まずはそのお客様に対して自分が感じていることを、改めて書き出して整理してみたいと思います。

 

⑤お客様とのmtgで、自分が仕切りをしないサポート的な立場になった途端、お客さんの言葉が途端に耳に入ってこなくて打ち合わせ中ずっと理解できなくなるのがとてもしんどい

→この現象は僕に昔から起こるのですが、「こいつ頭悪いな」とか「理解力ないな」「一緒に話していたくないな」と他人から思われるのが怖くて、どんどん頭が真っ白になっていくという現象です。

 

これは、「一緒に仕事したくないって思われてもいい」「理解できなくて嫌われてもいい」という言葉を呟くことが解決策になると思います。僕の中にある怖れは「こいつと一緒に仕事したくない」「担当を変えてほしい」とお客さんから思われるということです。

 

「迷惑かけて嫌われてもいい」「一緒に仕事したくないって思われてもいい」「担当を外されてもいい」というこれらの言葉が自分にとってのキーワードだと以前気づき、現在は、毎日仕事をする前の10分間呟き続けているのですが、まだまだ自分の中に落とし込めていないことがはっきりしました。

 

このワークをやめる事なく、気長に続けていきたいと思います。

 

こんな風に、僕の中にはまだまだ癒されていないインナーチャイルドがたくさんあります。これらを癒さない限り、僕にはずっと同じ問題が付き纏い、億劫な現実に直面し続けることになります。

 

まとめ

 

さて、今回は仕事が億劫だと感じたことをきっかけに、具体的に仕事のどの部分が嫌なのか、そしてそれは何が原因でどう解決していくべきなのかを整理してきました。

 

僕たちは、「仕事で嫌なことがあった」→「仕事が嫌」と考えてしまいがちですが、具体的に何が嫌なのかを細かく見ていくことが大切です。細かく細かく見ていくと、自分の中に存在するまだ終わらせることができていない課題、言い換えれば人生を生きづらくしている心の癖が見えてきます。

 

仕事が嫌なのではなくて、自分の中にまだ終わらせることができていない、生きづらさの原因がたくさんあるということです。心の癖を一つ一つ直していくことで、より心穏やかな幸せな毎日を手に入れていきたいですよね。